うつ病になりやすい人とは・・・
2012年06月27日
うつ病になりやすい人とは・・・

あなたは、これまで一つでも自分が本当にやりたいことをして来ただろうか?
それは、趣味でも仕事でも習い事でも何でもいいのだが、本当にやってみたいことを実現したことがあるだろうか?
本当は、こういう仕事がしたいのに、どの会社の面接試験を受けても落とされてしまう。
今の仕事は、生活するために仕方なくやっていることだ。
でも、自分はこれでいいのだ。いや、そう思い込まなければ自己嫌悪に陥ってしまう。
そんな風に願望を規範意識下に置いて、無理やり自分を納得させている人は、今の時代ごまんといるはずだ。
買いたい物があっても、給料が少ないので手が出ない。
行きたいレストランがあっても、値段が高くて食べに行けない。
海外旅行もしてみたいが、貧乏暇なしで夢のまた夢。
こんなちょっとした抑圧感が毎日のように積もり積もることによって、うつ病は引き起こされるのだそうである。
諦めたと思っていても、心の芯ではどうしても諦めきれないという無意識の葛藤が、いつしか脳をあざむき何もしなくていい、いや出来ない身体へと変化させてしまうのだそうだ。
出来ないということは、やりたくても出来ないという自分への言い訳になる。
つまり、夢を諦めざるを得ない言い訳を、脳が勝手に見付けだしてしまうのである。
これは、ある人から聞いた話だが、うつ病で苦しんだことのある某有名俳優は、ある時期から自分の意に反して高齢者の役ばかりが回って来たことが原因で、うつ病を発症したのだという。
年齢からすれば、当然の配役だったのだが、本人にはまだ若者の演技も十分出来るという自信があった。
若手の頃からハンサムな都会派青年俳優として売っていた彼には、とてもよぼよぼの老人の役など我慢できるものではなかったのだ。
しかし、気真面目な彼は、「これも役者としての試練だ」と無理やり自身を納得させ、数年間この役をやり通した。
ところが、役を降りた直後、体調に異変を感じ、病院へ行ったところ「うつ病」との診断が下ったのだという。
あなたには、すべてを忘れて没頭できるような趣味があるだろうか?
これこそが人生最良の時間----と、思えるような楽しみを持っているだろうか?
今の仕事は、本当に自分がしたいと思っていたものだ----と、胸を張って言えるだろうか?
ちょっと立ち止って、静かに考えてみる時間も必要かもしれない。
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夜更かしが乳がんを誘発
2012年06月27日
夜更かしが乳がんを誘発

夜間勤務は女性の乳がん発症リスクを30%高めるとの研究が、19日の学会誌「International Journal of Cancer(国際がんジャーナル)」に発表された。
仏国立保健医学研究所(INSERM)率いる研究チームによると、夜勤と乳がん発症の関連性は「深夜シフトで勤務する女性、夜勤を4年半以上続けている女性、週平均3日未満の夜勤をする女性」で主に確認されたという。また、初めての妊娠の前に夜勤を始めた女性の方が、より高齢になってから夜勤を始めた人よりも乳がん発症との関連性が高かった。
(中略)
研究は2005~07年の間に乳がんと診断されたフランス国内の女性1232人を対象に行われた。夜勤が乳がんリスクを高める理由についてはさらなる研究が必要だが仮説として、体内時計をつかさどる時計遺伝子の混乱や「内的脱同調」、睡眠不足による免疫系の変調などが挙げられている。【6月26日 AFP】
こうした報告は以前にもあったようだが、夜更かし(夜勤も同意味)が人間本来のホルモンバランスを乱し遺伝子に混乱をきたすという説は、やはり正しいようだ。
つまり、深夜に活動する時間が長い女性ほど、そのリスクは高まるということなのだろう。
しかも、加えて過度の飲酒も乳がん発症のリスクを高くするそうである。
殊に20代、30代の若い女性の身体にとっては、深夜遅くまで酒を飲むなどということは、正に自殺行為なのかもしれない。
ゴールデンタイムと呼ばれる午後10時から午前2時までの間にしっかりと熟睡時間を確保することが、健康の秘訣ともいわれるのため、就寝においてこの時間帯を逃してしまっては、老化現象さえも加速するそうである。
「今日もまた飲み会で午前さま」
「眠くて仕事が手につかない」
そんな生活が続いている女性は、急いで生活習慣を見直した方がいいのかもしれないな。
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