お前の持っているそれは・・・
2012年06月25日
お前の持っているそれは・・・

母親がコンクリートの床掃除をしたいので、表の水道の元栓を開けて欲しいという。
こんな外出も容易にはままならないような、副甲状腺機能亢進症+アルドステロン症のわたしに、何と無体な注文を・・・。

開けるにしても、盗水を警戒して、ここのところ元栓は専用の棒できっちりと閉めてあるので、ちょっとやそっとの力では開かない。
しかも、わたしは、その棒がどんなものなのかも知らないので、母親に訊くと、
「これがそうだよ」
と、言って、かなりの長さがある細い金属性の棒をよこした。
元栓専用の棒は、先日業者から購入したのだそうだ。
その棒で、元栓を開けようとするのだが、どうしても差し込むことが出来ない。差し込めなければ栓は開かない。
悪戦苦闘すること三十分。
どうしても無理だと諦めかけた時、父親が顔を出した。
「何やっているんだ?」
「元栓開けたいんだけれど・・・」
「何でだ?」
「床掃除したいから・・・」
「そうじゃなくて、何でその棒なんだ?」
「だって、これ、元栓開ける時の棒でしょ?」
「何言っているんだ?お前の持っているそれは、シャッターを開け閉めする時の棒だ」
「え~~~~!?」

母親もわたしも大仰天だった。どうりで、どんなに栓をいじくっても開かないわけだ。
確かに、栓を開けるだけの棒にしては、少し長すぎるような気はしていたのだが・・・。
「こっちがその棒だ」
父親が本物の方を持って来てくれて、あっという間に開けることが出来た。
まったく、アホらしい努力だった。
おかげで背中がバキバキだ。

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あなたの彼氏は、本当に優しいか?
2012年06月25日
あなたの彼氏は、本当に優しいか?

「彼、とっても優しいのよ。いつも、あたしのことを綺麗だって褒めてくれるし、この間もあたしが寂しくなってメールしたら、すぐに飛んで来てくれたのよ」

う~~ん、確かにこの女性の彼氏は、かなりマメな人物のようである。
しかし、この彼氏の言葉や行動が「優しさ」から発しているのかといえば、それはちょっと違うのではないだろうか?
彼女を綺麗だと褒めることも、メールにすぐさま駆け付けてくれたことも、「優しさ」というよりも、むしろ彼女のご機嫌取りのようにしか思えないのだが・・・。
実は、こういう女性ほど、結婚後はこうぼやくそうである。
「結婚前は、本当に優しかったんだけれど、今は全然なのよ」
これは、彼女が彼氏のマメな言動を「優しさ」と勘違いしていたからなのであり、単にチヤホヤされていただけのことに気付いていないからだという。
では、本当の「優しさ」とは、どういうものを言うのか?
ある心理学者の説では、「本物の優しさとは、相手に何かをしてやることではなく、相手の弱点や欠点をもすべて受け入れて、それを苦としないこと」だそうである。
女性は、とかく「チヤホヤ」と「優しさ」を混同してしまうため、彼氏の本心が見えなくなるのだという。
ただ、女性は言葉の生き物だから、しっかりと声や文字としての意思表示をされないと男性を信用できないという癖を持つ。
しかし、反対に男性は行動の生き物なので、女性には自分の態度から愛のあるなしを判断して欲しいと思っている。
つまり、男性の本音というものは、彼女に対しての態度が首尾一貫しているか否かで判るというものなのだそうだ。
どんなにあなたをチヤホヤしても、日によって彼氏の態度にブレがあるような場合は、正に言わずもがなである。
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