自分はこれでいいと言う人の心理

自分はこれでいいと言う人の心理gourmet



    アニメ『天才バカボン』の主題歌ではないが、あなたの周りに、ことあるごとに、

    「わたしはこれでいいんだ。これがわたしなんだから・・・」

    と、いう人はいないだろうか?

    しかも、そのことを必ず口に出す。

    自分の心の中でだけ思っていればいいものを、わざわざ他人の前でそう言う。

    誰かにそのことを報告しなくては、自分自身さえも納得させられないという小心で優柔不断な人間なのである。

    つまり、これは、その人の本心では、

    「本当は、こんなんじゃいけないんだ。もっと何とかしなければ、自分はダメになる

    そう自覚していることの証なのだという。

    しかし、それをするには時間もかかるし、ズクもいる。だいいち自分に成し遂げられるかも判らない。

    二十歳やそこらの娘ならばいざ知らず、今更、他人の教えを乞うようなみっともない真似が出来るわけがない。

    だから、誰かに、

    「お前は、そのままでいいんだよ

    と、言ってもらいたい。

    そんな心理から、まるで自分自身に言い聞かせるように、「これでいいんだ」を、口に出すのである。

    だから、「これでいいんだ。このままでいいんだ」を言う人ほど、自分に自信がない人なのである。

    しかし、常に後ろ髪を引かれるような、心の何処かに重りをぶら下げているような気持ちのままに毎日を暮らすのも大変ではないだろうか。

    もしも、本心から「わたしは、このままでいい」と思っている人は、そんなことをいちいち口に出したりはしない。

    そして、もしも誰かから「そんなんじゃダメだ」と、言われたとしても、それに対して腹を立てるような、機嫌を悪くするような幼稚な反応は見せないものなのである。 

    そういう人にあえて言いたい。

    決心は、あなた自身の心の中だけで唱えて欲しい。

    声に出して宣言されても、他人は「だったら、そうすれば」としか答えようがないのだから。

    今年こそは、もう、「これでいいのだ」を卒業してみては?

 

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Posted by ちよみ at 16:18Comments(0)ちょっと、一息 36