日々の雑感 7

日々の雑感 7diary





    自慢じゃないが、わたしはほとんど遠出をすることがない。

    根が出不精という理由もあるのだが、外出といえば散歩や買い物、通院ぐらいのものだ。

    一昨日の新年会で出席者の方々の日常をうかがえば、ほとんどの方が実に意欲的に仕事や取材、ボランティアなどの活動で国内外を飛び回っておられるとのことで、本当に感心しきりだった。

    しかも、女性の出席者の方たちが実に行動的であることに驚く。

    健康で元気な女性たちはとてもポジティブで活き活きとして見え、輝くばかりの自信にあふれている。

    比べて、わたしはといえば、久しぶりの会食とあり、化粧品の使い方やアクセサリーの付け方にさえ悪戦苦闘する始末である。

    社会的ブランクの大きさを、つくづく感じた一日でもあったが、これから徐々にでも試運転の回数を増やして行けたら---との意欲も遅ればせながら出てきた。






    その新年会の席で、ある女性ライターの方が話しておられた。

    「東京から帰って来たところ、長野駅に降りて街があまりに寂しいことに気付いた。女性たちの着ている洋服の色が大人しすぎるのだ。長野県の女性は、控えめで奥ゆかしい性格ゆえ、ファッションも黒や紺系統の押さえた色を好みがち。街に活気を呼び込むためにも、洋服の色を華やかなものにした方がいい」

    この考え方は、以前わたしもブログに書いたことがあったが、確かに人間の気持ちは色で大きく変わるといわれる。

    寒冷地ほど、本当は暖色系の洋服を身につけるべきなのだろうが、信州人気質として目立つことをあまり好まない傾向がある。

    黒、紺、グレー、チャコールグレーなどのシックな色に真面目、誠実、律儀、謙虚などのイメージを重ね、それを良とする県民でもあるため、実はファッションには疎い文化圏といえるのかもしれない。

    だが、この閉塞的な不況をむしろ追い風にして、長野へ行けば街が明るく華やいでいて元気になれる気がするといわれるように、女性たちが率先してビタミンカラーのような鮮やかな色の洋服を着ることも、大きな地域アピールになるのではないだろうか。

    などと書きながら、新年会当日のわたしのファッションは正に黒白ずくめであったのだが・・・。

    そういえば、やはり自分の服にも黒や紺のモノトーン系が多いことに、「なるほど、信州人だなァ・・・」と、やけに納得してしまった次第である。






    有名な漫画家の先生の奥さまから減塩梅漬けを頂いた。

    長野市民新聞に書かせて頂いたエッセイ『栄養指導のすすめ』をお読み下さり、わたしが塩分控えめの食事をしていることを気遣われて漬けて下さったとのこと。

    さっそくご飯と一緒に頂いたところ、果肉がとてもやわらかくジューシーで、爽やかな酸味の中にもまるでフルーツのような甘みがほんのりと香るおいしさだった。

    これからも大事に食べさせて頂こうと思う。

    本当に、ありがとうございました。face02
    
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Posted by ちよみ at 17:35Comments(0)ちょっと、一息 38