近頃の怖い映像は・・・
2013年01月10日
近頃の怖い映像は・・・

テレビ番組で、怖い映像ばかりを取り上げるものがあるけれど、最近のものはあまりに良く出来過ぎていて、怖さが半減しているような気がする。
如何にも作りものという感じが見え見えで、でも、それはそれでゾッとしたりギョッとはするけれど、素人でもここまで作れるのだなァ・・・と、ある意味感心してしまう。
だからと言って、すべてが嘘だと否定するつもりもないし、その場の状況でたまたま不自然な影や発光体が記録されることもあるだろう。
でも、思うのだが、もしも怖い映像を作るつもりなら、子供を使うのはやめた方がいいのではないだろうか?
お話や物語のようなフィクションとして提供するのではなく、実際にあったこととしてその映像を出すのならば、明らかに子供に虚偽作品の片棒を担がせていることになるわけで・・・。
観ていて気の毒になってしまう。
「たかじんのそこまで言って委員会」で、議論されていたのだが、今巷では、裁判員制度の見直しが求められているという。
検察側が用意した書類だけを読んで有罪か無罪かを決めるというのは、隔靴掻痒の感が否めないので、実際に被告人や事件関係者へ質問する時間をもっと取って欲しいという元裁判員もいれば、逆に遺体の写真や偶然、殺害時の様子が記録されていた音声などの生々しい証拠を検証しなければならないのは辛すぎるという声もあるそうだ。
また、最近の例では、裁判終了までに75日もかかり、その間ほぼ生活の自由が保てない状況で、しかも死刑判決を出すことにもなり、精神的に追い詰められ大変だった----との意見もあるそうだ。
そして、裁判員経験者を最も苦しめるのが、裁判の様子を誰にも話すことが出来ないということだという。
自分がどのような気持ちで判決を下したのかということを、ずっと自分だけの胸に仕舞って置ける一般市民がどれほどいるだろうか。
今は、裁判員制度発足当初に比べて、裁判員を拒否することがそれほど難しくはなくなったらしいが、それにしてもこの制度を凶悪犯罪にのみ適用するというのは、確かに妙な気がする。
裁判員は、皆素人なのだから、庶民感覚を裁判に導入するという趣旨ならば、もっと庶民に身近な犯罪を裁かせる方がいいのではないだろうか----と、番組参加者たちは話していた。
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