コーヒーは、予防薬・・・・・413

~ 今 日 の 雑 感 ~


コーヒーは、予防薬



    皆さんは、ポリフェノールという言葉を聞いたことがありますよね?

    ポリフェノールといえば、まず、頭に思い浮かぶものは、赤ワインでしょう。

    他には、緑茶、チョコレート、ココアなどにも含まれていると言われますが、中でも、日本人の場合、最も摂取量の割合が高いとされているのが、コーヒーなのです。

    それに比べ、赤ワインは、アルコールも入っているため、摂取量はかなり低くなります。

    確かに、コーヒーや緑茶は、日常手軽に飲むことが出来ますが、赤ワインは、そうはいきませんよね。

    コーヒーは、カフェインが主成分というイメージが強いですが、実は、ポリフェノールを多く含んでいる食品でもあるのです。

    健康成分であるポリフェノールは、一般に抗酸化物質として知られていますが、動脈硬化予防や血糖値の抑制、体脂肪の軽減などにも効果があるという研究もなされ、抗ガン作用、口臭抑制作用、そして、特に、コーヒーが持つポリフェノール・クロロゲン酸には、血圧降下作用も期待できると言われているようです。

    「社団法人全日本コーヒー協会」のサイトによれば、コーヒー一杯(約140cc)には、約300mgのポリフェノールが含まれ、これは、赤ワインと同程度、緑茶の約二倍に相当するということです。

    では、この効果的な健康成分を含むコーヒーを、どのように飲めば最も効率よくポリフェノールを摂取できるのでしょうか?

    ポリフェノールの一日の摂取推奨量は、1500mgが目安とされているために、コーヒーの場合、三杯から五杯程度で充分必要量は取れる計算となるそうです。

    そして、このコーヒー一杯のポリフェノールが身体に及ぼす効果は、摂取後二時間から三時間とされているために、一度に大量を飲むのではなく、幾度かに分けて飲むと、より効果的なのだそうです。

    しかも、豆から挽いたコーヒーだけではなく、インスタント・コーヒーにも同じ効果が期待できるというのであるから、嬉しい限り。さらに、その香りにもリラックス効果があるというのですから、実に重宝な飲み物です。

    ただし、いくら健康に良いからといっても、もちろん、過剰摂取は、禁物だそうです。

    わたしもコーヒーが好きで良く飲むのですが、こんな優れた効能が秘められた飲み物だったとは知りませんでした。

    穏やかで健やかな毎日のために、皆さんも、気心の知れた人との素敵なコーヒータイムを過ごしてみてはいかがですか?icon06

    

    

        

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