信頼される人間になりたいなら
2012年08月02日
信頼される人間になりたいなら

「あの人は、信頼出来る人だ」
そんな評価を受ける人に共通する点は、とにかく言動がブレないということのようです。
一度自分の考えを決めたら、周囲の意見に惑わされることなく、たとえ自分の立場が不利になろうとも、それを貫く意志を持っているということが大事なのだとか。
ところが、人はとかく親しい人や利害関係のある人などの意見に引きずられて、簡単に最初の意見を翻してしまうものなのです。
「さっきは、そう思ったんだけれど、やっぱりそれだけじゃないような気がして・・・」
度々こんなことばかり言われたのでは、最初にあなたの意見に賛同してくれた人の立場がありません。
こんなことがたび重なると、
「ああ、この人はなんて優柔不断なんだ。今日はいいとしても、明日になれば何を考え出すか判らないぞ」
と、周りは自然とその人を避けるようになってしまいます。
最初に口から出したことを最後まで貫くのは、身近な人を敵に回す可能性もあり、確かに気力のいるものですが、そんなことでその人を敵視するような人ならば、初めから敵視する人とは縁がなかったものと悟るべきです。
この間まで放送していた「七人の敵がいる」ではありませんが、敵が七人いても、必ず三人は味方がいるものです。
七人があなたの考え方に反対でも、三人が賛成してくれるなら大収穫です。
もう二年ほど前になりますが、わたしはあるブロガーさんのコメント欄に、そのブロガーさんの意見に賛成したコメントを書き込んだことがありました。
ところが、それに対する返事は、「そこまでは考えていない」というような曖昧なものだったので、「一度ブログに書いた意見を曲げないで欲しい。その程度のフラフラ意見なら、ブログになどアップするべきではない」と、苦言を呈したことがありました。
ブログに限らず同調者は、あなたを信頼しようとしているのです。
それを裏切るような真似は、あなた自身の人間性までも疑わしいものにしてしまいます。
あなたは、自身が他人から信頼されるに足る人間だと思いますか?
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