投げつけられたペットボトル
2012年08月07日
投げつけられたペットボトル

ジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)らが出場したロンドン五輪、陸上男子100メートル決勝でスタート時に選手たちに向かってペットボトルを投げつけた観客に、柔道女子70キロ級で銅メダルを獲得したオランダのエディト・ボッシュ(Edith Bosch)選手(32)が「平手打ち」をくらわせた。
当時、ボッシュ選手はロンドンのオリンピックスタジアム(Olympic Stadium)でレースを観戦していた。審判員が「セット(用意)」と言ったところで、前に座っていた男性がやじを飛ばし、さらに出場中の陸上選手たちに向かってペットボトルを投げつけたという。投げられたボトルは、第5コースの後ろに落ちた。テレビ映像にも選手たちの後ろでバウンドする緑色のペットボトルがはっきりと写っている。
このレースで金メダルのボルト選手に次ぎ銀メダルを獲得した同じジャマイカのヨハン・ブレイク(Yohan Blake)選手からは数メートルしか離れていなかった。
これを見て怒り心頭に達したのが、柔道世界選手権でチャンピオンになったこともあるボッシュ選手。オランダのテレビ局NOSに対し「その男はずっと『ノー、ウサイン・ボルト、ノー』と叫んでいて、まったくリスペクトに欠けていた。私の真ん前に立っていたけれど、ボトルを投げたのは止められなかった。『何事?』って思ったわ。頭に来たので、後ろから思い切りひっぱたいたのよ」と語った。その後、警備員に取り押さえられた男性は警察に逮捕されたという。
おかげでボッシュ選手は、ウサイン・ボルト選手が五輪新記録を出して優勝したレースそのものを見逃してしまい、それを何よりも悔しがっているようだ。【8月7日 AFP】
このシーン、わたしも観ましたが、ホント、ビックリでしたね。

レースがやり直しにならなかったのが不思議なくらいでした。
選手たちは、まったく気付かなかったのだそうですが、間違って選手にぶつかりでもしていたら大変でした。
あのバウンドの仕方では、ペットボトルの中は、空ではなかったように思えます。
それにしても、このペットボトルを投げつけた男は、どうしてそこまでボルト選手を憎んでいたのでしょうか?
他のひいき選手を勝たせたかったのでしょうか?
それとも何かもっと個人的な理由でもあったのか?
ただ、この会場にはペットボトルの持ち込みが禁止されていなかったんですね。
普通、オリンピックの競技観戦の時は、飲み物はすべて紙コップに移さなければならないものだと思っていたのですが・・・。
その辺の警備も少し甘かったのかな?
*** 時に、気付いたのですが、上記の「これを見て怒り心頭に達したのが」は、「怒り心頭に発したのが」の間違いですよね。この記事を書いた記者は、勘違いをしているようですね。
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うつになりやすい人の特徴
2012年08月07日
うつになりやすい人の特徴

うつになった人の周囲からの評価には、
「あんなにしっかりしていた人がねェ・・・」
と、いうものが多いそうである。
要するに、自分を懸命に操作しながら、立派な自分や愛される自分を作って来た人が多いという。
自分は、決して間違ったことが出来ない。
人前では、絶対に弱みを見せない。
醜態をさらすくらいなら、死んだ方がましだ。
そして、いつも周りから愛される存在でなくてはならない。
こんな規範を自らに課すことで、必死で本当の自分と戦って来た人なのである。
心理学者は、「そういうイメージの自分にしがみついて来ただけである」と、語る。
しかし、本当の自分は、間違いも犯すし、弱虫の小心者で、頼りがいのない、みっともない自分なのである。
が、それを認めたくないがために、突っ張り続けているうちに、いつしか神経がすり減って行ってしまうのだそうだ。
そして、これは立派な自分を演じることだけで起きるものではない。
明るい自分、元気な自分を演じることでも起きる場合がある。
つまり、本物の自分でない自分を作り上げるということが、どれほど精神的にキツイものかということの証明でもあるのだ。
もしも、あなたが誰かから嫌がらせをされたとして、その人に素直に怒りをぶつけられるならば、それは本当の自分をさらけ出していると言っていいだろう。
でも、ほとんどの人は、そこで相手の挑発に乗って怒り狂ったら、きっと世間はわたしを「愚か者」と、思うだろう----などという理性という名のブレーキをかけてしまう。
とはいえ、そんなほとんどの人には、その悔しさや怒りを消化する術が何かしらあるものだ。怒りを共有して愚痴を聞いてくれる友だちがいるとか、趣味に没頭することで嫌なことは忘れるとか・・・。
だが、一切そういう術を持たない人がたまにいるのである。
いや、持てない人というべきか・・・。
そういう人こそ、要注意なのだそうである。

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