にぎやかな立ち話は通行人を不愉快にする
2012年08月30日
にぎやかな立ち話は
通行人を不愉快にする
通行人を不愉快にする

楽しそうに声をあげて笑いながら会話を盛り上げているご近所の主婦たち。
そんな彼女たちの近くを通る時、何となく不愉快な気分になる人は多いはずである。
何だか、自分が仲間外れにされているような不快な思いをしたり、地位が低められたような気持ちになって、身体を縮めるようにして通り過ぎたり、自分の方から会釈をしたりして行き過ぎなければならないような「妄想性認知」を覚えることもある。
おしゃべりをしている人たちには、そういう意識はないのだろうが、近くを通りかかった人間は、「疎外感」や時には、「恐怖感」すら感じるもので、会話の人数が多ければ多いほど、この威圧感は増して行く。
たとえば、この立ち話が上司同士となれば、近くを通る部下はさらに委縮し、部外者意識が深まることにもなり兼ねない。
そんな会社は、社員の士気も低下して、業績アップなど望めないものである。
では、もしも、あなたがそんなおしゃべりの輪に加わらなければならない時は、どのようにすれば、そばを通る人たちを不快にさせずに済むのだろうか?
こういう時は、いくら会話が弾んでも、おしゃべりに夢中にならず、近くを通りすがった知り合いに対しては、「あなたのことを無視していませんよ」という合図として、軽く会釈をするなどの配慮が肝心なのである。
そして、立ち話をする場所も、廊下の隅や道の脇など、通行の邪魔にならないような、人目に触れにくい所を選ぶのが賢明である。
それを怠ると、相手に多大な心理的迷惑をかけることになるため、その行為がもとで、あとあと不信を買うことにもなりかねない。
おしゃべりの輪は、自分でも気付かぬうちに出来上がっていたりもするので、つい話にのめり込みがちではあるが、そんな時も、常に「自分たちは他の人からどんな風に見えているのだろうか?」という、第三者の目を忘れない配慮が大切なのである。
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認知症を発見する方法
2012年08月30日
認知症を発見する方法

認知症を早期発見する方法は、いくつかあるのだが、先日のテレビ番組では、こんなやり方を教えていた。
まず、10秒間で、野菜の名前を10個答える----と、いう方法である。
この方法は、野菜の名前を10個思いつくかということが、認知症発症の目安になるのだが、同じ野菜名を何度も上げたりしていないかとか、野菜の名前がスムースに口から出るかとか、野菜の名前の中に野菜とは関係ない物が含まれていないかなども同時に検査するというものなのだそうである。
次に、ペン、消しゴム、三角定規、輪ゴム、ハサミなどを机の上へ置き、それらを覚えてもらったのち、スカーフなどをかぶせて隠し、しばらく世間話などをしたあとで、隠れているものが何だったのかを当ててもらうという方法である。
もちろん、覚えやすく名前が言いやすい物なら、隠すものは何でもいいのだそうだが、短期の記憶保持力を検査するには効果的なやり方なのだという。
これは、自動車免許の高齢者教習にも用いられている方法だそうで、この場合は口頭ではなく筆記で答えるのだそうである。
最後に、100から順に7を引いて行くという引き算をしてもらうという方法である。
このやや複雑な計算を暗算でやってもらうことで、認知症患者が苦手な集中力の有無を調べるのだそうである。
でも、数字が苦手で、数字を見ただけで拒否反応を起こすわたしのような人間には、この検査方法はまず意味をなさないのではないかと思う。
何故なら、数字と聞いた途端に、思考回路が停止してしまうからだ。数字が苦手な人のために、漢字問題で同じような検査効果がでるものを考案して欲しいものである。
そして、単なる物忘れと認知症の違いを容易に判断するやり方もある。
単なる物忘れ----夕飯に何を食べたのか思い出せない。
スーパーで何を買いたかったのかを忘れる。
以前何度か会ったことがある人だということは判るが、名前が思い出せない。
認知症----夕飯を食べたか否かが思い出せない。
どうしてスーパーにいるのかが思い出せない。
以前何度か会ったことがある人を見ても、初対面だと思ってしまう。
でも、世の中には、ほとんど人の顔を覚えないという癖のある人もいるので、この検査だけで必ずしも認知症を判断出来るとは言えないかもしれないな。
因みに、買い物の際に一万円札ばかりを出すという人も、認知症の疑いありということだ。
買った品物の値段が計算できないので、一万円札を出しておけば間違いないとの思いで、そうする傾向があるのだという。
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