剣道の胴着の洗い方・・・・・596

~ 今 日 の 雑 感 ~


剣道の胴着の洗い方



    わたしの甥っ子も小さな頃から剣道を習っていますが、剣道は、お子さんたちが礼儀作法や努力、忍耐、責任感、思いやりなどを学ぶには、とても良いスポーツだと思います。

    ただ、そんな剣道少年を持つお母さまたちが頭を悩ますのが、胴着や袴の臭いだとも言われます。

    柔道や野球などと違い、剣道の胴着や袴は、あまり洗わない、もしくはまったく洗わないものだと、思い込んでおられる人もいるようですが、そんなことはなく、どんどん洗っていただいて結構です。

    特に、胴着は汗もしみ込みますし、毎日でもお洗濯して下さい。ただ、洗うとどうしても色落ちはしますから、昇級や昇段試験などの時は、試験官への心象に影響するという場合もなきにしもあらずですが、子供さんたちの衛生面を考えれば、こまめにお洗濯されるのがよいと思います。

    そして、その胴着の干し方ですが、天日干しの場合は裏返して干して下さい。色落ちしにくくなります。

    陰干しや室内干しでしたら、そのまま表を出して干して良いそうです。

    また、袴は、胴着に比べればそれほど頻繁に洗う必要はないとは思います。

    袴にも色々種類がありまして、綿袴は型崩れもしやすく、洗濯後のアイロンがけも大変ですから、基本あまり洗いません。

    テトロンの袴の場合は、これは、綿袴と違って洗濯も簡単に出来ますので、充分お洗濯が可能です。干す時も、ひだを整えてから袴の裾の方へいくつか洗濯バサミなどを重り代わりにつけて干せば、乾いたあとのアイロンがけもしないで済むので、とても重宝です。

    そして、小学生の子供さんを持つお母さまたちにお薦めなのが、最近登場し始めたジャージ袴です。

    このジャージ袴は、ジャブジャブ洗ってもらっても大丈夫ですし、干してもすぐに乾き、型崩れもしませんから、とても便利なのです。

    そして、剣道では、この他にも面、胴、小手などの防具も臭いの原因になり易いのですが、これらは、ただの水洗いも禁物です。しかし、消臭効果のある除菌剤(ファブリーズ等)をかけておきますと、かなり軽減できると思います。

    また、現在では、このような防具も予め抗菌されている物が市販されていますから、防具を購入する際は、よく検討されるとよいでしょう。

    こうした様々な方法をうまく組み合わせることで、剣道に付き物の臭いや衛生面の悩みはかなり改善出来ます。

    皆さんも、清潔な胴着、袴、防具で、お子さんたちに楽しく剣道を学ばせて差し上げて下さい。child   続きを読む


食ってかかる人は小心者・・・・・595

~ 今 日 の 雑 感 ~


食ってかかる人は小心者



    こんな話を聞いたことはありませんか?



    刑事が殺人現場に横たわる男性の刺殺遺体を見て、こう言いました。

    「酷いなァ、めった刺しか・・・・」

    「一つ一つの傷はさほど深くはありませんが、よほど狂暴な奴の仕業なんでしょうね」

    後輩刑事が眉をひそめます。

    しかし、先輩刑事は、こう断言しました。

    「そうじゃないよ。こういう刺し方をする奴はどちらかと言えば気が小さな人間なんだ。本当に豪胆な奴は、一撃でやっちまうもんだが、これは違う。相手が起き上がって来て自分を襲うのではないかと思うから、ここまで執拗に刺しているんだ。この傷の浅さからしても、犯人は、おそらく力の弱い気の小さな男か、もしくは女の可能性が大だな」


    つまり、俗に言う、「気の小さな犬ほど良く吠える」と、いうものと同じなのでしょうね。

    人間にも、これとほぼ似たことが言えるようです。

    口論になった時、相手に反論の隙を与えないほど自分の言葉をまくし立てる人がいますよね。

    そういう人の言葉をよく聞いていると、内容はほとんどどうでもいいことだったりするものです。何度も何度も同じ言い分を繰り返したり、ただただガァガァとわめき散らすばかりのどなり声を発しているものです。

    こういう人は、一見「強い人」のように思われがちですが、それは誤解です。

    こういう人ほど、自分が言い負かされることが大嫌いでそれを一番恐れる小心者なのです。

    こういう人は、大概において、物事を常に勝ち負けで判断します。自分が大声で早口にまくし立て、相手が黙ってしまえば、自分の勝ちと思いようやく矛を納めるのです。

    相手が自分の言い分に屈したと思い込んでいる訳です。

    そうではなく、単に「こんな奴に理論立った話をしても無駄だ」と、呆れていることが判らないのです。

    そんな訳ですから、次第に周囲もその人を敬遠して近付かなくなりますが、当人は、自分が畏敬の念を持って一目置かれていると大きな勘違いをしている場合すらあるのです。

    まあ、そういう人間と不幸にも口論になってしまった時は、相手に思い切りまくし立てさせながら、憐れみを宿した視線で冷やかに見詰めてやることが重要だと言えます。

    もしも、その相手が自分の身内であれば、それが始まったら「ああ、また発作が起きた」と、思って家族全員がその場から去ってしまうというのも手かもしれません。

    何せ、根はかなりの小心者ですから、時に力尽くや一人ぼっちにして黙らせてしまえば、あとは意のままにコントロールも可能です。

    しかし、職場などではこうは出来ませんから、ヒステリックなまでに口を動かし食ってかかり始めたら、完全無視して相手にしないというのがベストな選択でしょうね。



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