疎まれる女性たち
2013年02月15日

まだ、三十代だった頃、六十代の女性観光客に、
「あなたぐらいの年齢の女って大嫌い」
と、面と向かって言われたことがある。
(不意打ちの一言に、苦笑いするしかなかったが・・・)(~_~;)
あの時は、この女性の世代になれば、息子の嫁がちょうど三十代ぐらいなので、姑の立場からしてそんな風に感じるのだと思っていたのだが、どうも、それだけではないことが、今になると何となく判って来る。
三十代から四十代の頃の女性たちというのは、何故かものすごくアクティブなのだ。
ママ友同士で毎日のようにお茶をしたり、趣味のグループで盛り上がったり、前へ前へとしゃにむに突き進むのもこの世代なのである。
わたしは、その年の頃は、既に身体のあちこちが悲鳴を上げ始めていたので、とても友達同士で楽しむなどという自由は利かなかったが、怖いもの知らずに何にでもチャレンジしてみる女性たちが多いのも確かであった。
おそらく、わたしに嫌悪感をあらわにした女性も、三十代の頃は、PTA仲間と旅行をしたり会食などで楽しい時間を過ごしたに違いない。
しかし、子供たちも成人してしまうと、そうした集まりも一つ減り、二つ減りして、友達同士で誘い合う機会すらなくなっていたのだろう。
だから、若さと強引さで肩で風切り街を闊歩するような世代を見ると、無性に悔しく腹立たしく思えたのではないかと想像する。
年配者たちが口をそろえて言うことに、
「若い人たちには思いやりがない」
と、いうものがある。
この「思いやりがない」というのは、優しくしてくれないとか、年配者を尊敬する気持ちがないという意味だけではない。
若さを鼻にかけて、傲慢にふるまっているように見える----と、いう意味もあるのだ。
この「見える」というところが、実は重要なのである。
そんな気はさらさらないと、若い世代は思うだろうが、動作や声の出し方だけでもそういう印象を与えてしまっているということなのだ。
そこに存在しているだけで疎まれるような人間にならないように、三、四十代の人たちは時に自らの行動を省みるべきなのかもしれない。

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話題あれこれ ④
2013年02月15日

例の集団お見合い番組を観ていて、ちょっと気になることがある。
お見合いに応募してくる女性たちの中には、何度もトライしている人も少なくないようで、そういう女性たちは、たとえば、Aという町のお見合いイベントへ参加した際、気に入った男性がいなかったから、再チャレンジというのならまだ判るのだが、意中の男性に振られたから、次のB村のイベントへも応募---と、いう場合もある。
こういう女性は、そんなに好きになる男性がコロコロ変わるのだろうか?
また、そんなに簡単に先の相手を諦められるのだろうか?
番組を観ていると、そんな素朴な疑問がどうしても頭をもたげて来るのだ。
もしも、A町でこの人じゃなければ----と、思う男性がいたならば、たとえその男性が別の女性とカップルになったからといって、出会ってたった二日の間柄でしかないのだから、振られた女性もその後に再度アタックしてみてもよさそうなものではないかと、思うのである。
いや、本当に男性のことが好きになってしまったのなら、そうするのが普通だろう。
ところが、彼女たちはあっさりと諦めて、次のお見合いイベントへと乗り込んで来る。
どうして、あちらがダメならばこちらと、それほどまでに簡単に乗り換えることが出来るのかが、不思議でならないのである。
異性を心底好きになるということは、そうそう安易に起きる感情ではない。
人生の間に一度あるかないかの大転機である。
それとも、今時の若い女性たちは、男性と見れば、誰でも好きになってしまうのだろうか?
つまり、彼女たちは、嫌いじゃなければ----程度の相手にでも、結婚を望んでしまうほど生活に行き詰まってしまっているのだろうか?
まあ、参加女性でもバツイチ、バツニで子持ちなどという場合は、自分の感情などさておいても、子供の養育のために定職のある夫をゲットしたいと考えるのかもしれないが、まだ若く、仕事もあり、これからだって恋愛などいくらでも出きそうな女性たちまでが、こうしたお見合いイベントに率先して応募してくるのが、実に奇妙といえば奇妙なのである。
近頃の20代、30代女性へのアンケート調査でも、結婚後は共働きよりも専業主婦を希望する人が増えているという結果が出ているそうだが、まさか、端から三食昼寝付きのセレブ生活を夢見て、彼女たちは結婚相手を探しに来ているわけでもないと思うが・・・。
「働くのはご免。楽して食べさせてもらいたい」
万が一、それが本音で、「わたし、農業大好きです」「早起きだって水の冷たいのだって平気ですから、お花屋さんのお嫁さんにして下さい」「お年寄りの介護もします」なんてことを、意中の男性を射止めたい一心で、その場しのぎに口に出しているのだとしたら、恐ろしいなァ・・・と、女性のしたたかさを穿ってしまうのは、わたしだけだろうか?
でも、第三者の目で、傍観しているだけの分には、確かに面白い番組ではある。
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