「世にも奇妙な物語2012秋」を観て
2012年10月07日
「世にも奇妙な物語2012秋」を観て

「世にも奇妙な物語2012秋」----を観た。
中でも佳作だと思ったのは、倉科カナと宇津井健が出演していた、『相席の恋人』というドラマ。
OLの山田スズ(倉科)は恋人の男性とマンションで同棲しているが、彼は結婚にはまったく乗り気でない。
そんな折、スズはいつも通っているおしゃれな喫茶店で一人の老紳士(宇津井)と相席になる。
老紳士はオムライスにマヨネーズをかけるという珍しい食べ方をするのだが、彼女は度々老紳士と同じ喫茶店で会ううちに、彼が未来からタイムスリップして来た自分の夫であることを知る。

老紳士が同棲中の彼の未来の姿だと信じて疑わないスズは、同棲中の彼にもオムライスを作りマヨネーズをかけるが、彼は、「オムライスには普通ケチャップだろう」と、冷たく言い放った。
さらに、そんな彼に自分以外の恋人がいることを知ったスズは、本当の運命の人を見付けるために恋の未練に終止符を打つ。
老紳士は、未来の世界で亡くなり、もうスズの前には現われなくなったが、彼女がまたいつものように喫茶店へ行くと、相席を望む若い男性が現われた。
その男性は、オムライスを頼み、そこへマヨネーズをかけたのだった。スズは、ようやく運命の人と巡り合うことが出来た。
ストーリーもおしゃれでロマンティック。
名優・宇津井健の優しい語り口が孫のような倉科の可憐さと調和して、夢のような暖かさを醸し出していた。
何だか、心がほんのりと嬉しくなるような、近頃まれな良いショートストーリーだったように思う。
で、他には、草彅剛主演の「ヘイトウイルス」もあったが、これには原作があるらしい。
「世にも----」らしい奇想天外なストーリーといえるだろうが、スタジオセットが安っぽかったせいか、もう一つリアル感が薄かったように思う。
世の中には戦争が絶えず、憎しみは憎しみを生み続ける。だから、その連鎖を何処かで断ち切るしかない。
ために、ある博士が理論上の偽ウイルスを作り出し、人が憎しみという感情を持つのは、ウイルスに侵されているからだという説に基づいて社会が再構築されたという近未来SF。
ただ、肉親を殺されても、それを微笑んで許せる人たちが本当に健全なのか?----というような今の死刑制度をとりまく賛否に対する、一種の問題提起とも考えられる内容ではあった。
それにしても、草彅剛のあの滑舌の悪さは、どうにかならんもんかね。(・_・;)
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女性の幸せとは?ほか
2012年10月07日
女性の幸せとは?ほか

★ 「女性は、愛するより、愛される方が幸せ」
と、いう一般の説があるが、これって本当?
そんな質問が知恵袋に寄せられた。
何だか、歌謡曲のフレーズみたいだが、これに対するベストアンサーは、
「幸せという感情は、自らが感じるものであり、感じさせられるものではない。どんなに愛されたとしても、それを愛だと感じられなければ、幸せではない。愛すればこそ幸せなのであり、自分の感情こそが幸せ感を生み出すのだ」
掻い摘んでいえばこんなところだろうか。
要は、どんな逆境に立たされようとも、自らが能動的に愛する男性がそばにいれば、逆境さえも幸せなのだと、いう理屈だろう。
★ 小布施から来た問屋さんが話していた。
「この連休、小布施には人通りは多いが、買い物をしてくれる観光客はほとんどいない。街の名所を見物して、そのままバスで帰ってしまう。格安ツアーなんて、こんなもんですよ」
何処もかしこも不景気は同じらしい。
彼は、「笛吹けど踊らずの国民意識をどうにかしなければ、信州の観光は、未だ「おひさま」効果の続く松本・安曇野を除いて、壊滅してしまうのではないか」と、危惧していた。
★ 新潟県でも熊が人を襲ったそうだ。
襲われたのは高齢の女性と50代の男性。男性は、熊を見付けて逃げようとしたが、砂利に足を取られて転んだところを、正面からのしかかられたのだという。
男性の足や腕には熊と格闘した生々しい噛み傷やひっ掻き傷が出来ていた。
やはり、熊は朝方に民家近くをうろつくという習性があるようだ。
ほとんどの人が早朝に襲われている。
熊は、夜の間に山から住宅地へ下りて来ているのかもしれない。
今年は、長野県内でも熊の目撃情報が例年よりも多いという。
庭に柿の木などがあるお宅は、要注意といえよう。

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