最後のひと仕草が大事
2012年10月23日
最後のひと仕草が大事

「自分は、どうも、他人から良い印象を持ってもらえない」
「もう一度会って話したいのに、二度目は拒否される」
そんなことを感じている人は、意外に多いはず。
もしかしたら、それは、あなたの最後のひと仕草が足りないのかもしれない。
あなたと取引先の社員が喫茶店で待ち合わせて商談をしたとする。
話が良いところまで煮詰まったところで、細かな打ち合わせは次回----となった帰り際、あなたは、どんな態度をとるだろうか?
取引先の社員がまだ喫茶店の席にいるとして、もしも、そちらの方を一度も振り向かずにまっすぐ会計に向かってしまったら、その商談は、その後あまりうまく運ばない可能性も大きい。
つまり、人の印象は、何かことを成し遂げた直後の態度が左右するといっても過言ではないのだそうだ。
この場合、席を立ったあなたが、二、三歩歩きかけたところで、再び商談相手を振り返って軽く会釈するだけでも、その印象はかなり良いものになるはずである。
それを、一度も振り返ることなく、さっさと帰ってしまったとしたら、相手はあなたが自分との話し合いに疲れてしまっているのではないかと気を回すかもしれないのだ。
当然、あなたに対するイメージは良いものではなくなる。
人の本心は、物事が終わった直後に現われるのである。
彼女(もしくは彼)との初デート後にしても、契約完了後のビジネスパートナーとの間にしても、理屈は同じなのだという。
別れ際にも気を抜くことなく、何度か相手を振り返り、にこやかに手を振ったり会釈をするだけで、あなたの印象はぐっとアップする。
もっと言えば、二人で話をしている間よりも、別れ際の一瞬の態度の方がより強く印象を留めるわけである。
つまり、あなたの印象を良くするも悪くするも、別れ際のひと仕草にかかっているともいえるのである。

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スマホ依存症チェック
2012年10月23日
スマホ依存症チェック

米・メリーランド大学の研究者が、世界中の学生を対象に「24時間スマホに触れずにいられるか」という実験を行なったところ、70%が途中リタイアしたという。
「この70%の人は『スマホ依存』。日本にも“患者”は多く、最近は中高年でも珍しくありません」(ケータイライター・佐野正弘さん)
メディア・コミュニケーション論が専門の同志社女子大学・中島純一教授の話。
「スマホ利用を否定するわけではないですが、あまり依存しすぎると、生身の人間とのコミュニケーションを面倒に感じるようになるなどの問題が生じます」
あなたは大丈夫か?
以下、中島教授作成の「スマホ依存度チェックリスト」でチェックしてみてほしい。
□スマホを忘れると、会社を遅刻してでも取りに帰る。
□スマホがないと時間を潰せない。
□スマホに触れているだけで落ち着く。
□何の目的もなくタッチパネルをいじってしまう。
□電池が切れるのが怖いので、充電器を持ち歩いている。
□トイレやお風呂にもスマホを持っていく。
□目の疲れを感じたり、肩や首が痛くなってもスマホを使い続けてしまう。
□スマホが原因で睡眠不足になったことがある。
□友人や恋人と会っている時でもスマホを触ってしまう。
□しゃべるよりもチャットやツイッターの方が楽だ。
□スマホに名前を付けたり、デコレートしている。
「8項目以上にチェックが入った人は、すでにスマホ依存と考えていいでしょう。以前と比べて落ち着きがなくなっていたり、注意力が散漫になっていませんか? さらに依存が進むと、現実世界の友だちや恋人を失ったり、出社拒否や引きこもりにまで発展する可能性があります。また、チェックの数が6~7項目だった人は、スマホ依存予備軍。これ以上悪化させないように気をつけて」(同前)
止める方法はあるのか?
「利用時間を少しずつ減らす努力をするしかない。まずは、食事や入浴時にスマホを手放すようにしてみましょう。目標は、1日の利用時間を5時間以下にすること」(同前)
スマホ利用時間計測アプリが必要か? (週刊文春2012年10月25日号「THIS WEEK 生活」より)(YAHOO!ニュース)
わたしは、スマホも携帯電話も持っていないので、何とも言えませんが、睡眠不足や身体の不調を感じてもスマホを手放せないというのは、明らかに麻薬の類と同じですね。
人としゃべるよりも、チャットやツイッターの方が楽だと思うようになったら、人間としてど~なの?と言いたい。
インターネットの交流サイトをたくさん持ち、やたらにネット会話をしている人は、年齢層に関係なく多くなってきているようだけれど、やっぱり出来ることならば実際に顔を合わせて話をした方が、間違いなく健全だと思う。
先日、自宅のパソコンを何者かに遠隔操作されて、脅迫文を書いたように疑われ、犯人扱いされたという人たちの冤罪事件があったけれど、その際に、誤認逮捕された学生さんの家には、家族で使う五台ものパソコンがあったと聞いてビックリした。
テレビはいらないけれど、パソコンやスマホは欲しいというのは、たぶん、こういう人たちなんだろうな。
わたしは、テレビがなかったら、絶対に困ります。

さて、あなたは、どれだけチェックポイントがあったかな?