自分は何故嫌われるのかと悩む人へ
2012年10月19日
自分は何故嫌われるのかと悩む人へ

「どうして、自分は他人から好かれないのだろう?何故、一度は友だちになっても、すぐに離れられてしまうのか?」
そんな風に悩む人は、案外多いものだ。
職場の同僚たちの集まりがあっても、声をかけてもらえない。
上辺の付き合いは出来るが、それ以上は拒否されてしまう。
そういう人は、たいてい、自らが本当の自分を見せることを拒否している人だといわれる。
そういう人は、自分に自信がない人でもある。そして、そういう自信のない自分を他人に知られたくないがために、わざと自信のあるふりをする。
無理にでも明るくふるまったり、出来ないことを出来ると言ってしまうことさえある。
そういう見え見えの虚栄心は、黙っていても自然と相手に伝わるものなのだ。
偽物の立派さや強さをアピールすると、どうしても不自然さが付きまとうもので、それがその人の印象を胡散臭いとか姑息に見せるのだという。
時々、やたらに自身をマスコミに露出したがる人がいるが、特別取材対象になるような職業についているわけでもなく、何かの賞を受賞したという経歴もなく、著名人とか有名人というわけでもない。
では、
「いったい、あなたは何者?」
と、訊きたくなるような人もいる。
中身が伴わないのに、名声だけを欲するような人も、やはり周囲からは敬遠の対象となりやすい。
本当の自分を見せることなく、他人の共感を得ようというのも虫の良い話だ。
しかし、勘違いしてはならない。一見、何もかもさらけ出しているように思えても、実はそれすらも計算ずくという人もいる。
そういう人は、結局自分の最も核心部分には、絶対に踏み込ませようとはしない---周りには、赤裸々な本音に思わせる部分さえもダミーだということだってあるのだ。
それを長年の習慣として無意識下で行なってしまっているがために、自分が何故嫌われるのかが想像できないのである。

恥さらしのジョーク
2012年10月19日
恥さらしのジョーク

ゲッ!!
ノータイトルで公開してしまった!(~_~;)
★ フランス人コメディアンのローラン・リュキエが、サッカー日本代表のゴールキーパー川島永嗣選手の腕を4本にした合成写真について「福島原発事故の影響か」と揶揄(やゆ)した問題について、自身のツイッターで「表現の自由」を主張した。
現地時間12日に行われたフランス代表との国際親善試合で、日本代表は川島選手の活躍もあり1対0で勝利。これを受け、リュキエが司会を務めるフランス国営テレビ「フランス2」の番組では、川島選手の活躍ぶりを示すためか、彼の腕を4本に合成した写真を映した。その際にリュキエが「福島の影響ではないか」と冗談めかして発言したことが大きな問題になり、フランスの外相や、テレビ局が相次いで謝罪する事態となっていた。
当のリュキエはこれまで沈黙を守っていたが、「あなたの福島についてのジョークは日本に住むフランス人のわたしを恥ずかしくするものだ」とのツイートに対し、「恥に思う必要はない。フランスが、コメディアンが自由な表現をできる国であることを誇りに思うべきだ」と今回の件は「表現の自由」に基づくものだと返答。
「ゴールキーパーがチェルノブイリの近くに住むウクライナ人だろうと、フェッセンハイム原発の近くに住むフランス人だとしても同じジョークを飛ばしただろう」と続け、「日本、ましてや福島の被害者を揶揄(やゆ)しての発言ではなかった」と主張。「原子力もこのような議論も終わりにしよう」と結んでいる。
このリュキエというコメディアンが、本気で赤文字のようなことを発言していたのだとしたら、彼はコメディーの本質を履き違えているとしか思えない。
本物のコメディーとは、特定の誰かを不愉快にするものではないし、フランス人特有のウィットに富んだジョークだというのなら、かなりお粗末な素人芸だ。
とても、公共の電波を使って顔を出すようなプロのレベルではない。
開き直りにしても悪意が感じられ、正に「フランス人の恥さらし」という名前にふさわしいであろう。
言うに事欠いて、「ゴールキーパーがチェルノブイリの近くに住むウクライナ人だろうと、フェッセンハイム原発の近くに住むフランス人だとしても同じジョークを飛ばしただろう」とは、彼はもはや全世界を敵に回す覚悟さえあるようだ。
原発事故の真の恐ろしさを知らない無知蒙昧な人間とは、こうも論外な発言をするものかと、彼の両親も息子に言葉を覚えさせたことを後悔していることであろう。
「表現の自由」---?
それは普通の人間的感性を持った者のいう言葉だ。
★ 日本代表のGK川島永嗣(29=スタンダール)が当地で、東日本大震災の被災地に向けた会見を開いた。フランス国営テレビが、川島の腕が4本ある合成写真を映し「福島(第1原発事故)の影響」と発言したことに対して「冗談にもならない」と反発。さらに「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」と訴えかけた。
初冬を迎え周囲の木々が紅葉した練習場から会見室に入ってくると、川島はしっかりした口調で語った。日本代表として出場した12日フランス戦後、フランス国営テレビが、自身の腕が4本ある合成写真を放送。司会者が「福島(第1原発事故)の影響ではないか」と発言したことは現地でも大きな波紋を呼んでいる。
川島選手は、良く辛抱したと思う。
ここまでされれば、放送局とリュキエに対して法的措置を考えても何ら不思議ではないくらいだ。
リュキエは、「日本、ましてや福島の被害者を揶揄(やゆ)しての発言ではなかった」と言い訳しているようだが、ならば川島選手ならば揶揄していいということであろうか?
川島選手の腕が四本になったのが原発事故の影響ならば、それは福島の人たちも皆腕が四本になっていなければならない理屈になる。
詭弁も大概にせよといいたい。
三流コメディアンのバカげた一言で、世界中が憧れるフランスの芸術性や威厳は、はかなくも枯れ葉のごとく舞い飛んでしまった。
続きを読む