テリー伊藤の一言
2012年12月16日
テリー伊藤の一言

数名の有名タレントが、自身のブログを使って、某ネットオークション詐欺の片棒を担いだのではないかとの疑惑が取りざたされているが、この事件に対して、テレビ プロデューサーのテリー伊藤氏が一言。
「タレントたちの多くがブログを書いているが、それを読んでみると、書かれてある内容はほとんど何を買った、何を食べたなどの読者に金を使うことを奨励するような文章ばかりだ。
彼ら有名人がこういうことを書くと、一般の読者は、彼らと同じものを持ちたいとか、彼女たちが食べているんだから----のように安心し、自分も買おうと思ってしまう。
どうして、そんなことばかり書くのか・・・。それが問題なのだと思う」
と、いうような苦言を呈していた。
お気に入りのタレントが、こんなものを食べたらおいしかった----などとブログに書き込めば、一般読者は自分も食べてみようと思うだろうし、こんな洋服を買った----などと書けば、それと同じ物が欲しくなるのは当然の反応である。
今回の事件のように、ちょっとしたアルバイト感覚で虚偽の記事を書いてしまうのはもってのほかだが、金銭とは関係なく真実を書いたとしても、読者の購買欲をいたずらに刺激する文章は、ある程度規制する必要があるのではないかと、テリー伊藤氏は考えているのだろう。
確かに、読者からしてみれば、そのタレントが何を買ったかなどよりも、どんな日常を過ごし、何を考えているのかの方に興味がそそられる。
芸能人の一言は、ただでさえ社会に対する影響が大きいだけに、商品宣伝は慎重に行なう必要があるという教訓であった。

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それで食べていける?
2012年12月16日
それで食べていける?

内閣府は15日、男女共同参画社会に関する世論調査結果を発表した。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方について、賛成は51.6%、反対は45.1%だった。この質問を始めた1992年から前回調査の2009年まで一貫して賛成が減り、反対は増える傾向が続いていたが、今回初めて反転。賛成が反対を上回るのは、97年の調査以来15年ぶりとなった。若者の就職難や、女性にとり仕事と育児の両立が難しい環境にあることなどが背景にあるとみられる。
調査は10月11~28日、全国の成人男女5000人を対象に個別面接方式で実施した。有効回収率は60.7%。 (YAHOO!ニュース)
妻は家庭を守るべき----確かに理想だけれど、それで一家が食べていける?
今の時代、30代の一般サラリーマンの平均年収だけで、四人家族が十分に生活できるとは、とても思えない。
女性が家事と育児、仕事の両立が難しいのは、何も今に始まったことではない。
妻に専業主婦を望むのなら、夫の給料をせめて今の倍にしなければ無理だろう。
子供たちに大学進学を諦めさせるというのなら、それも何とか可能かもしれないが、理想と現実は噛み合わないものである。
そこで、いつも疑問を持ちながら観ているのが、アニメ「サザエさん」。
お父さんの波平とマスオさん二人の給料だけで、磯野家とフグタ家七人が食べているわけだ。
どう考えても家計的に無理がある。
漫画の「サザエさん」では、サザエさんが何度かアルバイトやパートにも出ていたように思う。
何処かの社長さん宅のお手伝いさんに入ったこともあったはずだ。
今の時代に合わせるならば、サザエさんもスーパーやコンビニ等で働いてもらった方がいいのではないだろうか。
いや、お母さんの舟さんだって、まだ40代のはずだから十分パート勤務は可能だ。
もう少し、現代にマッチしたストーリー設定にしてもいいのではないかと思いつつ観ている。
あまりに寒いので、温かな野菜スープでも作ろうと思い立った。
作り方は超~~~簡単。
鍋に四つ切にしたキャベツとウィンナーを入れて、水、ダシの素、醤油少々で煮込むだけだ。
熱々のところを食べると、冷えた身体もポカポカして来る。
焼いたお餅を入れてもおいしいし、ご飯を入れておじや風にしても、これまた美味である。

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