気配りのない話し方
2012年12月03日
気配りのない話し方

ついやってしまいがちな気配りのない話し方。
「あんな言い方って、失礼だよね」
そんな風に感じるお年寄りたちが、最近多くなってきたようだ。
「来年は、もう生きていないかもしれないんだから、今年のお祭りはぜひ見ておいた方がいいよ」
ある高齢女性は、親戚のお嫁さんからこんな風に言われたという。
「冗談にしても、配慮がなさすぎる」
と、怒り心頭だ。
「長生きなんかするもんじゃないね。死んだもんの勝ちだよ」
親戚のお葬式で、こういう言葉を聞いた高齢男性。
「ああ、悪かったな、長生きで!」
嫌みを言って、出て来てやったと話す。
「年寄りは、もうどんなに頑張っても、あとがないけれど、若いもんは病気になっても回復する見込みがあるんだから・・・」
と、雑談の最中に近所の主婦から言われた高齢男性。
「年寄りだって、回復力ぐらいある。若くたって死ぬ奴もいる。言葉の使い方を知らないにもほどがある!」
ふざけるな!と、カンカンだ。
「うちのバカ娘、O型なんだよね。ガサツで、どうしようもない」
という、近所のおばさんの愚痴を聞いていたO型女性。
「わたしもO型なんですけれど、確かにガサツですよね」
そう言ったところ、おばさんは大赤面したそうだ。
その気はなくても、知らぬ間に相手を傷つけている言葉というものは、日常茶飯事に使われている。
良かれと思って励ました一言が、逆に相手を追い詰める結果になる場合もある。
もの言えば、唇寒し----ではないが、Aさんには良くても、Bさんには不都合な言葉というものもある。
その人が実は、どんな気持ちであなたの一言を聞いているのか----想像力をたくましくして話はしたいものである。
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今日の雑感 4
2012年12月03日
今日の雑感 4

関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の稼働で、関電管内の冬の電力需給は逼迫(ひっぱく)を免れる見通しだ。だが、大飯原発以外の再稼働が進まぬ中で、冬に需給が本格化する北海道電力管内では、住民の生命にかかわる需給問題が深刻化している。
東京電力福島原発事故から1年半。その間、電力問題ひとつ解決できない政府の元では、国民生活の安定などとても望めない。(YAHOO!ニュース)
この話は、北海道だけの問題ではない。
長野県北部だって、北海道と変わらないほどの寒冷地域である。
そんな地域への節電要請や電気料金の値上げなどの措置は、正に死活問題となる。
毎日ぬくぬくとした事務所で過している政治家の人たちに、庶民の大変な暮らしが理解できようはずもない。
今度の総選挙に立候補する人たちに問いたい。
あなたの耳や手や足に、あかぎれや霜焼けが出来ているか?
厳冬の豪雪地帯で、自動車なしの生活を送ったことがあるかと・・・。
「NHK土曜ドラマSP 実験刑事トトリ」が最終回となった。
たった五回だけの放送だったが、内容はなかなか面白かった。
脚本もしっかりと練られていて、思わず納得のシーンがいくつもあった。
この五回の放送に関しては、間違いなく「相棒11」の上を行っていたと思う。

変わり者中年新米刑事と、彼に振りまわされっぱなしの真面目青年刑事のコンビの息も、回を追うごとに合って来た。
ぜひ続編を期待したいドラマである。
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