周波数ズレまくり同士
2012年09月27日
周波数ズレまくり同士

世の中には、よくもここまで意見が合わないものだなァ・・・と、呆れるくらいな他人ているものだ。
同性同士にも意志の疎通がうまくいかない人はいるが、異性同士ともなれば愕然とするほど気持ちがズレる相手も少なくない。
度々の知恵袋物で恐縮だが、会社の同僚同士の男性と付き合い始めた女性が、まだ交際三ヶ月だというのに、この「周波数ズレまくり現象」に悩んでいる。
彼女は、これまでもあまり恋愛経験がない同僚男性と交際中なのだが、この彼氏がとにかくマイペースで、ある時男女の友人たちとスポーツ観戦に行くと言い出した。
彼女は、「どうして友だちとスポーツ観戦なの?なんで、わたしは誘ってくれないの?」という思いもあって、自分も行きたいと申し出たついでに、彼と二人で食べるお弁当も作って行くと伝えた。
当日、彼女はお弁当を持って彼氏や彼の友人たちと試合を観たのだが、試合のあとで、彼氏が、「おれは、これから友だちたちと飲みに行くので、ここで別れよう。弁当はもらって行くから」と、言い、彼女一人を残して友人一同と去って行ってしまったのだという。
この態度に彼女は激怒。
その後、彼が、「弁当はいらないと言えばきみが怒るんじゃないかと思い、言えなかった。観戦後は友だちとだけで飲みに行く計画だったが、それをきみに伝えればガッカリされると思い言えなかった」など、言い訳満載の詫びを入れて来たので、一応は許したのだが、いったいどんな神経なのか?----と、この先が不安だというのである。
回答者たちは、これに対して、
「こういう無神経な男性は良くいるもの。でも、女友だちも一緒に飲みに行くのに、あなただけが誘われないのは変。お弁当を持って行けば、試合観戦後は二人きりで食べるものだと思うのが当然。ここまで無視されているということは、あなたと彼氏は合わないと思う。あなたの彼に対する上から目線も気になるし、早いうちに別れれば?」
という意見が多かった。
男性の中には、自分がどのような友だちと付き合っているのかを彼女に知られたくないという者もいる。
何故なら、友だちは、自分の欠点も格好の悪いことも皆知っているからだ。
彼女だけには、自分のカッコいいところだけを見ていてもらいたいという男のプライドから、もう一つの自分の顔は見せないのではなく、見せられないのである。
おそらく、結婚してからもこういうことは続くと思った方がいいだろう。しかし、彼女になると、女性は男性のすべてを把握しておきたくなるものだから、口うるさく事細かに知りたがるのである。
これがいわゆるズレまくり現象となり、お互いが疲れてしまい、もうやってられないということになってしまうのだろう。
右脳と左脳が同時に働く女性は、おしなべて男性に比べて詮索好きである。
この質問を読む限り、投稿者の女性は血液型O型で、男性はA型のように思われる。うまく行けば気配り上手のかかあ殿下と真面目だが気弱な亭主で、存外良いカップルなのではないだろうか?
お互いがよく話し合えば、そんなズレまくり現象も楽しめるようになるかもしれない。
ところで、栗林----いや、栗原だったかな?一止(読み方判らない)て、誰なんだろう?たぶん、ドラマの主人公か何かの名前なんだろうなァ・・・。

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彼女の料理を捨てる彼母
2012年09月27日
彼女の料理を捨てる彼母

会社員で一人暮らしの26歳で付き合って一年の彼のアパートの部屋へ初めて行った彼女(20代)が、得意の手料理を作り、彼と二人でいざ食べようとしているところへ、いきなりやって来た彼の母親が勝手にドアの鍵を開けて入室。
「あんた、誰!?ここで何やってんの?嫁入り前の娘が、男の一人住まいへやってくるなんて非常識にもほどがある」
と、大激怒。
彼は、彼女を母親に紹介したが、母親の怒りはおさまらず、彼女の作った手料理を、すべてゴミ箱へ放りこんでしまった。
「この子がお腹でもこわしたら、どう責任取ってくれるの?変な物、食べさせないで!」
この母親の暴言に、さすがの彼も怒りだし、「いい加減にしろ!」と、母親を叱りつけたのだが、彼女はもう何が何だか判らなくなってしまい、慌ててその場から逃げだした。
彼女は、以前彼から、「うちの母親は、少し変わっているから、まだ紹介することが出来ない」と、言われたことを思い出し、こういうことかと納得した。
こんな異常な母親のいる男性と、これから先もお付き合いして行って、ちゃんと結婚出来るのかと悩む彼女。
確かに、凄まじい母親だと思うが、息子を溺愛する母親なんて、大抵こんなものだろう。
ここまでものすごくなくても、彼女の作った料理を本心から「おいしそう。良い彼女が出来てよかった」なんて、考える母親は、100人中1人いればいい方である。
息子に一人暮らしをさせること自体、内心では大反対なのだ。だから、合鍵を使って勝手に部屋へ出入りもする。
彼女は、結婚してから彼母の本性を知る破目にならずに済んだだけ、ラッキーだったといえる。
母親と縁を切ってから結婚を----などと、他人は勝手なアドバイスをするが、肉親の縁などそうそう簡単に切れるわけもない。
わたしの家の近所には、姑が認知症になり施設へ入るまで、夫のために作った弁当を、姑に地下室へ捨てられ続けた奥さんだっている。
彼女や嫁なんてものは、彼母からしてみれば一生赤の他人であり敵。
どんなに優しく、出来た彼母でも、心の一角には、そういうトゲが頭をのぞかせているものなのである。
何故なら、母親にとっての文字通り異性の分身は、息子だけなのだから。

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