芸能人に「さん」付けは如何なものか?

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    ある放送関係者のコラムに、芸能人への「さん」付けは、違和感があるとの意見が書かれていた。

    わたしも、ブログに芸能人の名前を書く時、「さん」を付けるべきか、否かを悩むことがよくある。

    芸能人は、もともと一般人とは違って、芸事(芝居や歌)を生業にする卑しい職業の者たちというのが、日本古来の考え方であった。

    たとえば、女優の久我美子が、公家の出身ながら、戦後の華族制度廃止にともなう名家・久我家の経営状態の悪化を打開するため、芸能界へ入る一大決心をした時などは、世間は驚天動地したものである。

    つまり、芸能界へ身を投ずるということは、確かに憧れの対象にはなれるものの、同時に人であることを捨てるというような意味であり、言葉は悪いが人形や玩具の部類と同等に位置づけられるというのが通常の考え方であった。

    それは、金銭をもらいながらスポーツをするプロスポーツ選手にも言えることで、未だにアマチュア選手との間の壁が高いのも、同じ理屈なのである。

    そのため、少し前までは、芸能人がニュースやワイドショーに取り上げられる時は、常に名前は呼び捨てであった。

    だが、今はその原則が少しずつ崩れて来て、芸能人にもアナウンサーが平気で「さん」を付けて呼ぶようになったのであるが、コラムの筆者は、この現象は間違っていると正すのである。

    芸能人には、普通プライベートはないはずで、一般人と同等扱いはおかしいというのである。

    もっと言えば、芸能人のくせに一般人のように「さん」を付けて呼ばれるなど、おこがましいと言いたいのであろう。

    芸能人ならば、もっとプロ意識に徹し、見せ物であることに誇りを持てとも言いたいのかもしれない。

    つまり、「さん」を付けるアナウンサーもおかしいが、敬称を付けられることに何の疑問も持たないタレントは、結局は本当のプロではないということなのだろうな。






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Posted by ちよみ at 17:46Comments(2)ちょっと、一息 27

身勝手な女性2

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    もう一つ、知恵袋にこんな質問もあった。

    「婿入りした弟の嫁(医者)が、我が家(弟の実家)へ来ると、お客さん気分で食べっぱなし、座りっぱなしで何もしようとしない。わたしは、他家へ嫁いでいる身だが、70歳になる実家の母親が食事の支度からなにから全部引き受けなければならないので、可哀そうでならない。

    嫁にも手伝わせようとしたのだが、母親は嫁に遠慮してか、わたしに手伝うように言う。弟は婿養子とはいえ、長男である。長男の嫁なら、小姑であるわたしや、姑よりも先に台所へ立つのが当たり前だ。

    嫁は医師なので年収もかなりあるが、それがお客さんでいていいという理由にはならないはずだ。

    いつかガツンと言ってやろうと思うのだが、皆さんの意見を聞かせてもらいたい」

    こういうお客さん気分の嫁も多いという。

    「嫁は、誰よりも率先して働けというような時代ではない」

    との回答も多かったが、反対の意見ももちろんあった。

    でも、ベスト回答は、

    「お嫁さんにガツンと言うよりも、あなたが嫌なら手伝わなければいいことで、お母さんもあなたが手伝わないことで、一人でどうしようもなくなれば、必然的にお嫁さんに頼まざるを得なくなるんじゃないですか?」

    と、いうものであった。

    それにしても、この質問者の家族は、本当に気の優しい人たちの集まりなんだと思う。

    この医師の嫁も、本気であげ前据え膳が当然だと思っているのなら、やはり一言忠告しておくべきであろう。

    「仕事が何だろうが、嫁は嫁。落ちた釣鐘みたいに座り込んでいるんじゃない!」

    それが元で、没交渉になって、両親に孫の顔が見せられなくなるのは悲しいと思うのなら、我慢すればいいだろうが、どうせ孫とはいっても出孫である。

    大人になれば、年に一度も来るかどうか・・・。

    無駄なフラストレーションを溜めるくらいなら、ドカンとカミナリの一つも落としてみるのも良いのではないだろうか。


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Posted by ちよみ at 11:44Comments(2)ちょっと、一息 27