劣等感を持つ人の特徴とは・・・
2012年09月19日
劣等感を持つ人の特徴とは・・・

あの「愚か者!」って叫んでから、足蹴りを食わせる女教師のドラマ、チャンネルを合わせると、何故か毎回決まって最後のあの部分だけを観ることになるので、それまでの内容がほとんど分からないんだけれど、でもなんかスカッとする。
ただ、あの「愚か者!」の台詞、もう少しどすの利いた迫力があれば、もっと良かったように思うんだけれど・・・。
でも、何で、蹴りなんだろうか?
学歴や能力、職業、容姿など、人間がコンプレックスを持ちやすいものというのは様々あるが、これらを克服せずにごまかしたり、隠そうとすることで、所謂「劣等コンプレックス」が生まれるのだという。
そして、この劣等コンプレックスの強い人は、これを何とか補修するために見せかけだけの優越感を演出することが知られている。
そういう人は、自分の欠点を隠すために、自己顕示的で、尊大な態度をしたり、自慢をしたり、必要以上に明るくふるまったり、そうかと思うと人が変わったのではないかと思うほど、ガミガミ怒鳴ったり、叫んだりする。
自分だけは他人とは違うということをあえて誇示するために、奇抜な服装をしたり、普通の人がやりそうもないヌード写真を撮るなど、周囲を唖然とさせるような行動に出る時もあるという。

自分よりも力の弱い人や、立場の弱い人をさらに下目に見たり、横柄で失礼な態度をとり、笑い物にしたりもする。
自分の失敗や過ちは棚に上げて、他人が自分よりも優れていることを憎んだりけなしたりがいつものことで、決して自分以外の人を褒めようとはしない。
周囲が褒めそやす人に対して、激しい嫉妬心を持つ一方、ワンランク上の有名人に対しては、嫌らしいほどにこびへつらう。
有名人を自分の勲章のように思い、こういう人とも知り合いなのだということを得意げに回りに言いふらす。
必要以上に大声で笑い、相手を無視するように視線を外したり、相手の話を聞かなかったりもするという特徴があるということだった。
自分がチヤホヤされることだけが生き甲斐であり、他人のために何かをしようなどという気持ちはさらさら持ち合わせてはいないために、人から何かを頼まれても、気が乗らない場合は、話題にさえも上げようとしないなど、その自己中心的気質は筋金入りなのだそうである。
どうだろうか?
こういう態度をとる人は、案外女性に多いような気がする。
劣等コンプレックスは、誰しも持つものであるから、そのことを自覚し、他人の助言を真摯に受け止めることが出来れば、そうしたものも、むしろプラスに作用するのだろうが、人の忠告に耳を貸さない人間は、いつまで経ってもその苦しい呪縛から解放されることはないのである。
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女性が浪費する心理
2012年09月19日
女性が浪費する心理

ヤフー知恵袋に、34歳の男性サラリーマンが投稿していたのだが、彼には31歳の妻と2歳の子供がいる。
この妻が児童手当の支給にともなって昨年5月に会社を退職し、専業主婦になったのだが、月2万五千円の妻の小遣いを50万円ほどブランド品の購入に使っていたのだという。
もちろん、夫である彼には内緒で。
このことが発覚して妻を問い詰めたところ、
「どうしても好きなブランドの洋服や靴が買いたい。日頃のちょっとしたストレス発散のために買った」
と、答えたのだという。預金はもちろん妻のものだから、妻が好きに使ってもいいという理屈ではあるが、子供はまだ小さいし、これからいろいろとお金も必要になる。
彼自身は、お弁当にご飯だけを詰めて、おかずはローソンの100円食品で賄うなど、必死で節約しているのに裏切られた気分だ。
妻は、二度としないと反省しているが、不信感は消えない。
子供が幼稚園へ入ってパートを始めるまでは、お互い預金は使わないようにしようと約束した矢先からこれでは、何を信じていいのか判らない。
子供は自分が引き取ることで、離婚しようかとも思っていると、悩みを書き込んでいた。
これに対する回答の多くは、「まだ、離婚を考えるには時期尚早だ。奥さんも反省しているのだから、ここは許してあげたらどうか?」というものであった。
一様に女性の金遣いが荒くなる原因の一つには、「寂しさ」があると言われる。
買い物依存症なども、その「寂しさ」が引き金になるケースが多いそうだ。
おそらく、この男性の奥さんは、それまで勤めていた会社をやめたことで、自分自身の居場所をなくしてしまったのではないかと思われる。
「主婦には、子育てという立派な仕事があるじゃないか」
と、周囲の人は思うが、これまで外の社会でバリバリ働いていた女性には、その認識はほとんどない。
専業主婦など他に能力のない女性がやることだ----との男性目線になる場合が考えられるのだ。
業績をほめてくれる上司もいなければ、商談成立を共に祝ってくれる同僚もいない。出来て当たり前の家事や育児などで、自分のキャリアを棒にふりたくなどない----というわびしさが、買い物をするという行為へ走らせるのだという。
買い物をする時は、家から外へ出られるし、ブランド品は彼女自身のプライドの象徴でもある。
お店の人には、お世辞の一つも言われながら「ありがとうございます」と、感謝されるし、一つ買えば、他のコレクションも欲しくなる。
ブランド品のコレクションが彼女にとっての仕事になるということもあり得るのだ。
頭ごなしに、「もう余計な浪費はするな!」と、言うのは簡単だが、それでは何の解決法にもならない。
この奥さんの、ある種のブランド品買い物依存症を断ち切るためには、彼女自身が誰かのために役に立っているという実感が必要なのだろう。
達成感や優越感を満足させられなければ、この浪費癖を治すことは出来ないと思われる。
離婚を考える前に、夫である相談者は、まず彼女の中の虚無感を見付けだすことで、彼女が自分の単なる扶養家族ではなく、文字通り夫の背中を守る人生のパートナーであるということを理解してもらうことが大切なのではないかと思う。
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