視線で判る相手の本音・・・・・521

~ 今 日 の 雑 感 ~


視線で判る相手の本音



    視線て、実に気持ちを表わしやすいものですよね。

    「目は口ほどに物を言い」----いえ、案外、目の方が口よりも本音を語っていたりするものなのです。

    普通に話をしていたのに、いきなり視線を外す人がいますが、これは、早く話を切り上げたいと思っている訳です。口では、「そうですね~。本当にね~」などと、相槌を打っていても、気はそぞろという場合が多いものなのです。

    そういう時は、相手の気持ちを察して、話を手短に済ませてあげましょう。

    では、視線を下方向にそらす人は、どんな人なのでしょうか?これは、正に「気の弱い人」の典型です。

    そして、視線を右や左にスッとそらす人は、これは、あなたに好意を感じていない証拠の視線の動かし方です。頭からあなたのことを拒否している証しですから、もしも、どうしても聞いて欲しい話をする時などは、「おい、失礼だぞ。こっち向け!」と、少しばかり強引に視線を戻させる方法をとることも必要です。

    上目使いの人は、甘えん坊で、他力本願。特に女性の場合は、「なんでもあなたにお任せするわ」タイプの人間ですから、一人では物事を決められない優柔不断人間でもあります。

    しかし、この上目使いですが、子供や部下を叱った時にこれをした場合は、明らかに反抗心を現わしているものですので、その点、お間違いのないように。

    では、見下ろすような視線を送って来る人は、どんな性格なのでしょうか?これは、支配的視線といって、相手の上位に立ちたいと思っている高慢人間の視線です。こういう視線を送って来るタイプは、とかく知識階級的職業人に多いのも特徴です。
 
    知識階級的職業人の中には、他人を常に下目に見ている者もいますから、気付かないうちにこういう視線を送ることが癖になっているのでしょうね。まあ、ムカつく視線の典型ですね。

    また、視線の受け方はずし方が極端に不自然な人がいますが、こういう人は概して対人関係に恐怖心や不安を抱いていることがあるようです。

    そして、パチパチとしきりに瞬きを繰り返す人は、本質は気が弱く、相手よりも自分は不利な立場にいると、思い込んでいる人によくある仕草だと言います。そのために、いつも攻撃態勢を維持していなければならず、その緊張感によって必要以上に多い瞬きをするのです。

    強気の毒舌で知られる石原都知事が、このパチパチ瞬きを良くするのですが、案外、本心は気の弱い人物なのかもしれません。強気の発言は、その気持ちをカムフラージュするためのものとも考えられるでしょう。


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