義理の話・・・・・543
2010年05月14日
~ 今 日 の 雑 感 ~
義 理 の 話
通常の社会生活を営む上で、義理は大事な要素の一つだと思います。特に、日本人は、この義理を基軸に生活を循環させているということもあり、正月の年始回り、年賀状、暑中見舞い、旅行のお土産、お歳暮、誕生祝い、お盆の里帰りなどなど、一年の区切り区切りは、皆、義理で成り立っていると言っても過言ではありません。
これを怠ると、「常識知らずだ」「変わり者だ」と、蔑まれる訳で、こういういわゆる一般人の仕来たりのようなものの重要性を外国人は理解できず、日本の生活に疲れてしまうということも多いそうです。
そんな中でも特に、信州人は、この義理を重んずる県民性を有していると思うのです。
そんな義理に忠実な性格が、ブログ上にも時々垣間見られます。
ブログとは、自分の意見を好きなように表現できる場所だと、わたしなどは考えるのですが、どうも信州人ブロガーの考え方はそうではないような場合が往々にしてあるのです。
ブログを書いている人たちの平均年齢が、他県のブロガーたちよりも高いこともその理由になっているのかもしれません。
要するに、ブログの世界に通常の生活感が、より色濃く反映しているのです。
まず、そのブログの書き方で気になることは、他人のブログを攻撃するような書き方を極力避けねばならないことです。ブログを読んでいると、「それは違うだろう」と、思うことは多々ありますが、それについての反対意見を書き込むことは、正に義理を欠いたことになるようです。
また、ブログのコメントを頂いた場合も、たとえレスを返したとしても、頂きっぱなしでは、「失礼な人ね」と、いうことになるのです。開けてしまったブログにコメントを残さなければ、「読み逃げ」と、思われるようですし(わたしは、「読み逃げ」など、しようがされようがまったく気にしません)、殊に難しいのは、「お気に入り欄」の扱い方です。
ひとたび「お気に入り」へ入れたブログに対しては、必ず一日に一度は開けなくては相手に失礼だとか、ましてや「お気に入り」を勝手に削除するのは論外だというような意見を持っているブロガーもいるほどですから、ここへの登録は、より慎重にする必要があるようです。
でも、わたしは、そういうことにはほとんど頓着しない性格ですから、そんな馬鹿げたことで義理を果たそうなどとは考えたこともありませんでしたし、これからもそんな風に相手に合わせることは、たぶんしないと思います。
「お気に入り」へ入れたければ入れますし、必要なくなれば消します。
コメントも書きたければ書き込みますが、何が何でも相手から自分のブログに書き込んで欲しいなどとは望みません。(ただ、書き込んだコメントに対してレスがない場合は、かなりブチ切れますが)
ブログは、決して、ご近所づきあいではありません。
コメントにしても単なる褒め合いやご機嫌伺いなどではない、もっと有意義な意見交換をしようではありませんか。

タグ :把瑠都
本気度を知る質問方法・・・・・542
2010年05月14日
~ 今 日 の 雑 感 ~
本気度を知る質問方法
A君は、Bさんとの結婚を考えています。
そして、二人は、既に式場の手配までも済ませているのですが、A君には、まだBさんが本当に自分と結婚する意志があるのか確信が持てません。
そこで、彼は、Bさんとも共通の友人であるCさんに頼んで、Bさんの本心を確かめようとしました。
A君から依頼を受けたCさんは、Bさんを喫茶店に呼び出します。
「ねえ、あなた、A君と本当に結婚するつもりがあるのよね?」と、CさんはBさんに訊ねました。
すると、Bさんは、「当たり前よ。もちろん、あるに決まっているわ」と、即答します。
でも、それでもまだ信じ切れなかったCさんは、もう一度今度は違う方向からの質問をしてみました。
「そうは言っても、これからまだ式までは間があるんだから、事情によっては結婚できない場合もある訳よね。あなたの場合、そういう時は、どういう理由が考えられるのかしら?」
すると、Bさんは、「そうね~、たとえば、わたしと彼のどちらかが事故にあったとか、病気になったとか・・・・。親が入院するとか・・・・、まあ、そんなことがあれば、結婚も考えなくてはならないことになるかもしれないわね」と、答えたのです。
途端、Cさんは、溜息をつき、A君にこう伝えました。
「Bさんと結婚するのは、やめた方がいいみたい。彼女、本気であなたと結婚する気はないわよ。たぶん、式の前になって『やめたい』って言いだすに決まっているわ」
さあ、どうしてCさんは、こんな風にA君に報告したのでしょうか?
それは、BさんがA君との結婚を本心から望んでいる訳ではないと、Cさんは判断したからです。
相手の本気度を探る時、「絶対に〇〇するよね?」と訊けば、必ず相手は「するさ」と、答えるものなのですが、「しない場合もあるよね?」と、訊いた時、「そんなことないよ!絶対に、何があってもするさ」と、答える場合は、これは確実に実行すると信じていいのですが、しないこともあり得るという前提で、色々と理屈を並べ出した場合は、これは相手に迷いがあるか、もしくは最初からそのことについて真剣には考えていなかったという証拠になるのだそうです。
ですから、もしもあなたが相手のやる気や本気度を確かめたい場合は、こういう「万が一」の場合の相手の出方を調べる必要があるのです。
もしも、相手が、出来なかった場合の言い訳をことさら並べ立てるようであれば、その言葉は、あまり鵜呑みにしな方がいいということを、覚えておいた方があとあと後悔ぜずに済むと思いますよ。
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タグ :偽医者騒動