本命にこそ冷淡に・・・・・535
2010年05月10日
~ 今 日 の 雑 感 ~
本命にこそ冷淡に
「あたしって、本当に男運がないのよね~。どうして、こうも振られやすい体質なのかしら?」
そんな風に悩んでいるあなた、あなたは、もしかしたら、男性にとってとても「都合のいい女」なのではありませんか?
こうなると、男性は、「こいつは、おれの言うことならば、何でも素直に聞いてくれる女なんだ。別にいつでも都合のいい時に呼び出せばいいや」ってなことになってしまうものなのです。
要するに、男性は、あなたには、もうそこで既に、人間としての魅力を感じていないということになるのです。
では、もしも、あなたが、あまり気にも留めていない男性からアプローチされた時、どのような態度をとりますか?
かなり素っ気ない素振りをしているのではないでしょうか?しかし、にもかかわらず、その男性は、あなたに何くれとなく気を使ってくれます。それは、いったい何故なのでしょう?
つまり、人間とは、「希少価値」のある物に惹かれるという、どうしようもない心理を持った動物なのです。
スーパーマーケットやデパートなどの特売日に、「もう、残り五個しかありませんよ。お早くご購入下さい」なんて言われた瞬間、つい欲しくもない商品を買ってしまったという記憶はありませんか?
男女の心理も、これに似たようなところがあるのです。
好きな男性のいいなりにハイハイと返事をしている女性には、男性はあまり魅力を感じないような精神構造が出来上がっている訳ですから、ここは、「YES !」と、言いたい気持ちをグッとこらえて、「NO ! 」と、言ってみるのも手なのです。
そうすることで、男性は、もしかしたら腹を立てるかもしれませんが、「ここで怒ってしまったら、二度と彼女と会えなくなるかも?」という、不安も同時に感じるのです。
そうなったら、しめたものです。そこで、間違いなく主導権はあなたの手に入るのです。
男性にとって、あなたは、正に「希少価値」の女性になるという訳です。
「この男がいなければ、わたしは終わりだ。この人はわたしの全てだ」
こんな気持ちを相手に見透かされては、その恋が長続きすることはないはずです。
よく恋愛の教訓として、こんな言葉を聞くことがあるでしょう。
「惚れた方が負け」
人の気持ちにはバランスが大事だと言います。
「まあ、嫌われても仕方がない。世の中、男はこいつだけじゃないもんな」
この程度の気持ちで付き合うことが、案外関係を長続きさせるコツなのかもしれませんね。
ただ、あくまでも心理学的に考えた場合の論理ですけれどね。

突っ込んで来た軽トラ・・・・・534
2010年05月10日
~ 今 日 の 雑 感 ~


一昨日、共同浴場から外へ出たところ、わたしの右手方向から一台のワゴン車が走って来た。
わたしは、そのワゴン車をやり過ごして道を渡ろうとした。
軽トラックは、ゆっくりとした徐行運転で、ウインカーを右へ倒し、今しがた通ったワゴン車と同じ方向へ走って行くものと、わたしは思っていたので、道路を横断しようとしたのだ。
ところが、その軽トラックは、いったい何を思ったのか、突然、方向指示器の点滅を解除し、アクセルを踏んだのだ。
運転席には、七十代ぐらいのつば付きの帽子をかぶった男性がおり、まっすぐわたしの方を見詰めている。
彼の目には、明らかにわたしの姿は判っていたはずなのだ。
にもかかわらず、スピードを緩めるどころか、ますます加速して、こちらへ向かって突っ込んで来た。
わたしは、どういうことか判らずに、慌てて道路を渡り切り、その軽トラックを間一髪のところでやり過ごした。
この様子を見ていた近くの商店のご主人や、中学生なども、呆れた顔つきで、
「何なんだ、あれ!?」「目の前を人が横断しているのに、見えていなかったのか?」
と、話していた。
確かに、運転者の男性は、わたしを凝視していた。それなのに、加速するとは、どういう神経だったのだろうか?
あまり、腹が立ったので、家へ帰ってからその話をすると、父親曰く。
「高齢になると、間違って方向指示器を出してしまったような時、失敗したと思う気持ちを隠すために、わざと何でもなかったふりをして、スピードを上げる奴がいるんだよ。本人は照れ隠しのつもりなんだろうが、頭の中はほとんどそれだけのことでもパニック状態だから、前方を見ているようでも、実際頭では認識出来ていないことがあるんだ」
つまり、目はまっすぐこちらを見ていても、彼の目にわたしの姿は確認できていないということだったようである。
方向指示器を間違えて出したところで、何もそんなに焦ることでもないだろうに、と、わたしたちなどは考えてしまうが、高齢者は、「ああ、あのじいさん、道、間違えてるよ」と、誰かにバカにされているのではないかというあらぬ想像をしてしまい、わざと平静を装うことがあるようなのだ。
これは、本当に危険なことである。
父親は、「こんどそんなことがあったら、ナンバーをはっきり見ておけ」と、忠告してくれたが、今回は、運転者の顔を把握することが精いっぱいで、そこまで気が回らなかった。
とにかく、女性と老人の運転する自動車には、特に注意が必要だということを、改めて認識した。
女性は、とかく、子供のことや食事の支度、介護のことなどで頭がいっぱいで、前を見ているようで見ていないことがあるそうだが、高齢者もやはり自分のことに気を取られて、頭が真っ白になってしまうことがあるようだ。
もしかしたら、彼も道を間違えたパニック状態のまま、ブレーキとアクセルを踏み間違えていた可能性もある。
いずれにしても、恐ろしい話だと思った。
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