ママカースト
2013年05月18日

ネット記事を読んでいたら、「ママカースト」なる言葉が目に入った。
「ママカースト」とは、ある作家が生み出した造語らしいのだが、要は、ママ友同士の間に存在する地位差別意識のことらしい。
地位といっても、当のママ自身の社会的地位が高いか低いかということではない。
夫の就職先での役職とか、収入が多いか少ないか、自家用車はどんなものに乗っているか、そんな言わば虎の威を借る狐の生活水準の高低を称して、「ママカースト」と、呼ぶのだそうである。
傍から見ると、何とも幼稚な差別意識なのだが、そのカースト制度の中に組み込まれてしまったママたちにとっては抜けるに抜け出せないアリ地獄のような毎日なのだという。
子供が有名私立の小学校や中学校へ合格しなければ、母親グループからつまはじきにされる。
ブランド物のバッグや服を持っていなければ、「庶民」と、バカにされて下目に見られる。
かといって、ママ友仲間のリーダー格(つまり、夫の社会的地位が高いママ)よりも、高価なものを持っていてはいけない。
パートやアルバイトなどをしていることがママ友に知れると、途端に軽蔑される。

夫の出世が遅いというだけで、ママ自身の価値までも低く評価される。
何故、このような泥沼でママたちは苦悩しているのかということなのだが、一口に言って彼女たちの周りを取り巻く世界があまりに狭すぎると言うことに尽きるのだそうである。
子供と自分、そしてママ友たちだけが彼女たちが直接関わることが出来る人間関係だということ----その狭い空間だけが唯一の生きる場所だと、いつしか思い込んでしまった結果が、こうした理不尽な「ママカースト」なるものを生み出してしまったともいえるのだろう。
もしも、そこに夫の存在が介入して来たのなら、立ちどころに、そんな呪縛から解き放たれるはずなのだが、ママたちはそれにすら気付かないほど視野が狭くなってしまっているらしい。
そんなママ友呪縛から解き放たれるためには、どうしたら良いのか・・・。
それは、簡単なことだという。
夫に一肌脱いでもらい、カーストママたちに、
「旦那の給料で優雅に遊んで暮らしていられるなんて、幸せな御身分ですね。でも、うちの女房はあなた方のような有閑マダムとは違って、自分の食いぶちぐらい自分で稼げる力を持っている。申し訳ないが、女房の仕事の邪魔をするのはやめてもらいたい。あんたたちも、少しは大人になって、社会人らしく人の役に立つようなことを一つでも見付けたらどうですか?」
ぐらいなことを言ってもらえばいいのだそうだ。
とはいえ、カーストママの中にも、仕事をしている女性はいる?
でも、そういうママは、夫という高給取りの後ろ盾がいるから、半ばファッション感覚でしていられるだけで、それで食べて行かなければならないなどという切実感など毛ほどもないものである。
ママカーストの中にいて、「空気が違う」と、感じたならば、もっと広い視野で世界を見るといい。
ママ友の顔色ばかりをうかがいながら、渋々お茶をしていた時間が、自分を呪いたくなるほど無意味だったことに気付くはずである。
----と、誰かが言っていた。

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色々おしゃべり 65
2013年05月17日

「モニタリング」とかいう番組を観ていたのだが、これ・・・、何処が面白いのかさっぱり判らない。
カラオケで盛り上がっている人たちのところへ、いきなり店員さんが入って来たら、歌を歌っている人は、歌い続けるのか、やめるのか?
結果は歌い続ける人の方が断然多かったとのことだが、その後のフォローというか、どうしてそういうことになるのかまでは、まったく説明がなかった。
肝心なのはそこじゃないの?----と、言いたい。
また、突然、言葉をしゃべらない物から話しかけられた子供の反応を観察するというコーナーも、こういう子供の純真な心理を勝手に持て遊ぶような実験は果たしてどうなのだろうか・・・?と、心配になってしまった。
ケーキがしゃべる、熊のぬいぐるみがしゃべる、飼い犬がしゃべる----こんな体験を4、5歳の頃にすると、そのことが夢の中に出てきたり、また、そういうことがいつか起きるのではないかと期待し続けることにもなりかねない。
下手をしたら、友だちにそんなあり得ないような話をしたことが原因で、うそつき呼ばわりされ、イジメに遭う可能性も・・・。
だからといって、「あれは全部テレビ局のスタッフが仕組んだことで、嘘なんだよ」と、説明しても、それをしっかりと理解するには彼らは幼すぎる。
何故なら、子供の脳が物事を判断する時は、事実を一つ一つの断片として記憶するだけで、それを総合的につなぎ合わせるという作業が完璧に出来るようになるのは、小学生以降ともいわれるからである。
子供が「大学をやめて芸人になる」と、宣言した時の父親の反応を観察したものもあったが、反対した父親と賛成した父親の違いは何処にあったのか---の考察も不十分だったように思った。
父親たちの経歴や学歴が、子供に対する関わり方と何か関連性があるのか----などまでも説明出来ていたら、もっと面白い実験内容になったのではないかと思われた。
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自分のことは正当化する
2013年05月16日

他人のやっていることは間違っているが、自分のことは大目に見る----とかく人間心理にはこうしたことが起きる。
共同浴場利用者にも、組以外の人たちの入浴は制限するべきだという発言をしながら、しかし、嫁に出ている娘や孫は例外だ----と、考える人は多い。
いくら自分の娘や孫だろうが、組費や協力費を払っておらず、しかも組外に住んでいるならば、そうした理屈はナンセンスだということには気が付かない。
自分の店に買い物に来る客だから外湯の鍵を貸してもいいとか、親戚だから入浴してもいいはずだとか、自分に都合がいいように規則を曲げることが当たり前になったせいで、今のような組以外の人たちの方が組員よりも大勢入浴するという極端な状況になってしまっているのである。
一度鍵を借りた人は、必ずまた借りてもいいはずだと思うようになる。
貸した方も、頼まれれば嫌とはいえなくなってしまい、二度、三度と貸すようになる。
そういう貸し借りを頻繁に行っている人たちの中には、いちいち貸すのも面倒だと、鍵そのものを借りる方に売り渡してしまい、自分は、「鍵を紛失した」と偽っては、組の役員から新しい鍵を貸与してもらう人までも出てくる始末だ。
そんなこんなで、今や組員に貸与した外湯の鍵の数は、全組員の人数の何倍にもなってしまったという。
もちろん、そんな中には入浴中に盗難に遭ったという鍵も含まれる。
もしも、別の地域に住んでいる身内に外湯を使わせたいのなら、組の役員に一言断わりを入れればいいのである。
年に一、二回の入浴なら、許可してくれるかもしれない。
とにかく、自己正当化はほどほどにしておいた方がいいだろう。
「このくらい大目に見てもらってもいいよね」
と、同意を求められても、こちらとしては、
「さあ~~、役員にお訊きになったらどうですか?」
としか答えようがない。
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色々おしゃべり 64
2013年05月15日

★ 例のお見合い番組の予告篇を観たのだが、今度のお見合い大会の男性側リーダーのイケメンぶりに参加応募女性たちが全国から殺到。
500人以上も集まったと放送していた。
確かに、予告編を見た限り、リーダーの男性はなかなかの好男子のようだが、それにしても、世の女性はかくも美男子に弱いのかと驚いた次第である。
まだまだ、世の中には「白馬の王子様願望」の女性が多いことを思い知らされた感がある。
まあ、個人的には、年齢のせいもあってか、近頃はめっきりイケメンに心惹かれることが少なくなった・・・。
(実は、昔は筋金入りのメンクイで、保育園児の頃から男は顔だと思っていた。----爆)
何と言うか・・・相手の表情から、内面まで丸々透けて見えてしまうような気がして・・・。
顔の造作など生理的に耐えられる程度なら良しとして、大事なのは内面なのではないかと思うのだが、ど~なんでしょ。

★ 暖かくなって、何が嬉しいって、掛け布団が一枚で良くなったことに尽きる。
つい五月の連休までは、布団の重さで目が覚めるくらい、何枚も掛けなければ寒くて眠れなかった。
もっと言えば、ストーブの灯油運びも必要ないし、散歩途中の路面凍結を気にすることもない。
水道の凍結予防もいらなければ、天気に関係なく買い物にも出られる。
だいいち、もうあの殺人的な寒さに震えることもないし、雪を見なくて済むだけでも解放感がハンパない。
約半年間も豪雪を見続けて、正直、もううんざりだった。

★ 久しぶりにアイス・コーヒーを作ろうと思い立ち、冷凍庫を開けてみたが、氷がない。
そうなんだよね。
この冬の異常な寒さで、とても冷たいものなんか口にする気にもなれなかったから、氷を作ろうなんて考えもしなかった。
氷を作るどころか、家の中の壁が凍りついていたくらいだ。
冷蔵庫内よりも室内の方が冷えていた。
薬局の薬剤師さん曰く、
「寒さで頭痛や関節痛になる人が多くて、痛み止めがよく売れた」
とか・・・。
で、アイス・コーヒーは、冷凍庫の製氷待ち。


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色々おしゃべり 63
2013年05月15日

慰安婦制度は当時必要だった、在沖米海兵隊は風俗業者活用を-。日本維新の会の橋下徹共同代表の発言をめぐって14日、政界に波紋が広がった。刺激的な発言をすることで「本音を言う政党」であることを印象づけたい橋下氏の思惑がちらつくが、批判の声は大きく、夏の参院選にも影響が出かねない。
「慰安婦は女性の人権に対する大変な侵害だ」
稲田朋美行政改革担当相は14日の記者会見で橋下氏を批判。自民党の野田聖子総務会長も「論外だ。男性の矜持はどこに行ったのか」と怒りをぶちまけた。(YAHOO!ニュース)
橋下大阪市長が、またまたお騒がせ発言をしたらしい。
最近の自民党独り勝ちで維新の影が薄くなったので、何かここいらでひと花火打ち上げないと、参議院選挙にさし障るぞ----とでも考えたのだろう。
それにしても、発言した内容が選択ミスもいいところだった。
政治家として、人権第一の弁護士として、一番のタブーに踏み込んでしまった感が否めない。
そりゃ、あんなことを言えば注目には値するだろうが、世の女性たちを侮辱しただけでなく、理性ある男性たちからも、
「お前と一緒にするな!!おれたちは、動物じゃない」
との非難が続出。
沖縄駐留の米軍司令官も、市長のあまりに不見識な発言を受けて、おぞましさで震えたという。
しかも、その発言に維新の石原共同代表も基本的には賛同の意を示したようで、
「発言の内容は間違っていない」
と、いつものKYな「俺は男だ!」節を吹聴。
女性を擁護するような発言をすれば、男としてバカにされるとか、舐められるというような古い男社会の道徳観に縛られ続けている、過去の人の印象をより強くした。
従軍慰安婦問題にしても、実際戦地で戦った人たちに意見を聞けば、
「あんなものは、まったく必要なかった。なくても十分戦えた。上官からそういうものだと、半ば強要されていたので仕方なく利用した者もいただけの話だ」
というのが、本当のところだったらしい。
中には、
「男の見栄というか・・・、他の兵隊たちへの手前もあったので----」
と、言葉を濁す人もいるという。
何とまあ、聞けば聞くほど、バカらしい理由に開いた口がふさがらない。
そんなアホ臭い低俗な虚栄心の犠牲になってしまった女性たちこそ痛ましい。
どうやら、橋下市長や、石原共同代表の意見は、「あれは、特殊な感性の持ち主たちのよまいごとで、良識ある一般人は聞く耳持つ必要なし!」と、きっぱり割り切ればいいということのようである。
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色々おしゃべり 62
2013年05月14日

ネット記事を読んでいたら、低所得者と高所得者には、生活の仕方に違いがあるという説が書かれてあった。
記事によれば、低所得者とは、年収300万円以下の人のことを指すのだそうだが、こういう人たちの日常を観察すると、チャンスがないとか運が悪いとかいう問題よりも先に、収入の使い方が間違っているのだそうである。
低所得者は、たいてい収入を自分の趣味や一時の満足に使ってしまい、そこからの進歩がない。
しかし、高所得者は、収入を自己投資に使い、それが延いては業績のステップアップにも結びついて行くのだそうだ。
さらに、低所得者は、友だち関係や交友関係が狭く、仕事がオフの時は、たいてい一人で過ごすことが多いのだが、高所得者はオフの時間も積極的に人との関わりに使うために、そこで出来た人脈がまたビジネスなどの糧になるのだというのである。
つまり、一人の時間を大事にする低所得者は、友人も少ないために結婚も遅くなる。
高所得者ほど、結婚は早く、家庭環境も充実しているという統計もあるのだそうだ。
要は、社交性やズクの有無がその人の収入をも決めてしまっているということのようである。
とはいえ、いずれにしても、そういう論理が通用するのは20代から40代くらいまでの若い世代の健康な人たちの話である。
50代以降になって健康に不安が出てきたり、高齢の両親の介護が絡んで来ると、低所得、高所得などという平面的な差別意識は一切通用しなくなる。
独身の低所得者でも、扶養する家族が少ない分だけ贅沢さえしなければ、子供の学費や夫婦双方の両親の介護費、それに付随するさまざまな苦労を引き受けねばならない高所得者よりも、かなり自由な暮らしが出来るはずだ。
ましてや、自分や身内が大きな病気を抱えることにでもなれば、たとえ高所得者といえども、一気に家計が圧迫されて、勝ち組意識にひたることなど到底無理となる。
案外、余計な交友関係がない分冠婚葬祭の費用負担もなく、複雑な人間関係に悩む必要もいらない、さらに収入が少ないので粗食に甘んじていた低所得者の方が、老後も健康的な生活ぶりを続けることが出来るかもしれない。
今の時代、一律に何が良くて何が悪いかなどということは、その人の人生がすべて終わってみなければ分からないというのが、本当のところではないのだろうか。
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色々おしゃべり 61
2013年05月13日

親戚からアサツキをたくさんもらった。
アサツキとは、見た目がノビロ(ノビルともいう)のようなしずく型の地下茎をもつユリ科の多年草である。
お蕎麦屋さんなどでは、長ネギの代わりの薬味として出すこともあり、独特の辛みがあるが味噌やマヨネーズをつけると、癖になるほどおいしい。
「畑にわんさと生えているから・・・」
と、いうことのようで、そのうちにまた頂きたい。

ところで、日本女性は、男性に比べて他人に何かをしてもらうという経験が少ないという。
妻は、夫の日常生活を何くれとサポートしているが、夫は妻に手を貸してやることがあまりない。
夫が「お茶」といえば、妻はお茶を運び、「靴」といえば、靴をきれいに磨いて玄関に用意する。
ところが、妻の側からすれば、夫に対して、「飯」「服」「風呂」などと要求したことはほとんどないのだという。
つまり、そういう意味でも、日本女性は、人から何かをやってもらいたいという欲求に飢えているのである。
「道で転んだ時、『大丈夫ですか?』と、手を差し出してくれた中学生の優しさが忘れられない」
と、いう高齢女性や、
「病院の診察台で、うまく起き上がれなかった時、お医者さんが背中を支えてくれたことが、本当に嬉しくて・・・」
と、話す女性もいる。
また、ある女性は、
「人に湿布薬を貼ってもらっただけでも、何だかホッとするよね」
と、笑った。
こうしたスキンシップに限ったことだけではなく、日本女性は誰かに親切にしてもらうという経験が一生のうちでほとんどないといっても過言ではないようで、女性が入院すると男性に比べてかなりの確率で退院を渋るという理由もそこにあるように思われる。
男性は、女性にサポートしてもらうことを当たり前だと考えがちであるが、本当に心底親切にしてもらいたいと思っているのは、女性の方だということを忘れてはならない。
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仕草で判る防衛本能
2013年05月13日

午後に入り、グングン気温が上がったようで、さながら夏本番の暑さだった。
昨日までは、手を伸ばそうとも思わなかった炭酸飲料が欲しくなり、スーパーに立ち寄ったついでに、三ツ矢サイダーの梅味を買った。
長期予報によれば、今年の夏はとんでもない暑さに見舞われるとのこと----。
冬があんなに寒かったのに、夏がスーパー猛暑なんて冗談じゃない----と、早くもぼやきたくなる。
政治や社会問題の話題で盛り上がるトーク番組を観ていると、出演者の中に時々不思議な仕草をしながら熱弁をふるっている人がいる。
片方の腕で自分の胸の前をガードするような格好をしながら、もう片方の腕をやたらに振りまわし、しゃべり続ける人である。
どうして、このような不思議な腕の使い方をしているのかと、いつも気になっていたのだが、こういう仕草をしている人は、いくら激しい口調で相手の言い分を論破していても、内心はかなり小心だということのようである。
つまり、一方の手で相手を威圧し、強い口調で持論を展開している外見とは裏腹に、もう一方の腕は、しっかりと自分の胸の前をガードして相手の攻撃を食い止め、自身の内面へ踏み込ませないようにしているのだそうである。
そういう人を観察していると、かなり頻繁に胸の前で腕組みもする。
無意識の防衛本能が働いて、自分で自分を守ろうとしている証拠なのだとか・・・。
こういうスタイルをとるのは女性よりも男性に多いといい、それも、強気の発言で注目を集めるような人ほど、こうした仕草をするのだという。
しかし、この防御体勢をとる方の手のひらが、開いている時は、それほど警戒心を懐いているわけではない。
拳を握っていたら、それは内心かなり冷や汗ものでいる証拠なのだそうである。
拳は、強い拒否反応を意味しており、もしかしたら、激論の相手のことを本当に嫌っている可能性もあると考えられる。
因みに、話をする時、やたらに口の周りを手で隠したり、鼻をいじったりする癖のある人は、自分の発言に自信のない人。
本当か否か、自身も半信半疑で話をしている場合が多いとか。
率先して嘘をついているわけではないにしても、あまり信用に足る人物ではないとも言えるのだそうである。

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色々おしゃべり 60
2013年05月12日

夜の雨は朝には上がり、何とも暖かな初夏の陽気。
何枚も洗ったバスタオルも気持ちよく乾いた。
で、知恵袋を読んでいたら、「ああ、こういうことって、時々あるよね~」と、思う内容が・・・。
結婚式間近の若い女性からの相談で、
「結婚式の招待状を叔父宛てに出したところ、招待している叔父だけではなく、連れ合いの叔母までもが出席すると言い出した。披露宴会場の都合や、新郎側出席者との兼ね合いもあるので、叔父一人に来て欲しいのだが、叔母も出席する気満々で困っている。叔父夫婦とはあまり付き合いがなく、特に叔母とはほとんど顔を合わせたことがないのに、そんな人まで招待しなければいけないのだろうか。わたしの考え方は間違っている?」
と、いうもの。
回答者の多くは、
「叔母さん一人ぐらい、何とでもなるだろう」
「田舎や親族間では、夫婦で出席するのが普通。叔父さんの名前で招待状を出したとしても、呼ばれたのは夫婦だと叔母さんが思い込んでも仕方がない」
「まず、事前に、『呼んでいるのは叔父さんだけだから、叔母さんには遠慮してもらって』と、説明しておかなかったあなたの手落ち」
というような意見だった。
ベストアンサーは、相談者の考えを「間違ってはいない」と、回答したものになっていたが、確かに、一般的には、招待者名に名前がある人のみが招待されたものと解釈するのが妥当だろう。
しかし、回答の中にもあったが、田舎の風習とか、親族の仲となれば、たとえ結婚式や披露宴の招待状に夫の名前しか書かれていなかったとしても、暗黙の了解ごととして、妻も出席するのが当たり前と、考える人も多いと思う。
いや、夫婦だけではない。時には、夫の名前で来た招待状を受け取りながら、一家総出で披露宴へ駆け付けたという話も聞く。
実は、わたしの親戚でも、同じようなポカをしてしまった家族がいて、姪の結婚披露宴の招待状を受け取り、家族全員で出かけたところ、席が伯父の分しか設けられていなかったということがあった。
また、そこまでではないにせよ、我が家でも、過去に似たような状況になりかけたことが・・・。
弟の結婚式には、招待した親戚全員に「ご家族揃ってお出で下さい」と、招待状を出していたので、当然こちらが招待される側になった時も、それと同様の扱いを受けられるものと思っていたのだが、かつて招待した親戚家族の娘が結婚するというので、招待状を持ってきた娘の両親に、
「その日は、うちは父親しか出席できないんだけれど、ごめんなさいね」
と、都合がつかないことを詫びたところ、
「え?----最初から、お父さん以外は呼んでいないんだけれど」
と、逆に驚かれたことがあった。
その土地土地の習慣なのか、何なのか、こちらが招待したお返しには、同等のものがあるはずと思い込んでいたわたしにしてみれば、正に衝撃の展開であった。
結婚式や披露宴の招待状を出す際には、友人や会社の上司や同僚、さらにさほど頻繁に付き合いのない身内以外の人に対しては、個人名での招待もいいだろうが、こと親戚に関しては、招待状を出したうえで一言、
「宛名は叔父さんだけれど、叔母さんにも来て欲しい」
とか、
「今回は、叔父さんだけの招待なので、一人で来てね」
のような補足もしておいた方が、あとあと面倒なことにならないで済むのではないかと思われる。
とにかく、結婚式や披露宴の場合は、招待する側もされる側も、言葉足らずの自己判断が一番危険だ。
くどいほど念を押しておいて間違いはないということだろう。
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色々おしゃべり 59
2013年05月11日

今日は、午前中から雨----。
昨日の暑さは何処へやら、また、肌寒さが戻ってきてしまった。
「ゆうべは、暑くて窓を開けて寝たのに、明け方あたりから急に寒くなって、パジャマを冬用に着替えたり、掛け布団を重ねたりしてエライことだった」
「もう、身体がついて行けない。疲れて疲れて・・・」
共同浴場では、近所の主婦たちがぼやいていた。
でも、今年の冬の極寒に比べたら、この程度の気温は上々だ。
で、今日は、小説を監修して頂いている先生と病院で打ち合わせ。
帰宅後は原稿チェック。
それなりに、物書きらしいことをした一日だった。
ところで、長野県は中学や高校の運動部のいわゆる朝練が盛んな県だが、今の時代、部活で朝練をやっている都道府県は、ほとんどないのだという。
朝練に参加するということは、必然的に子供たちの睡眠時間が短くなることを意味する。
中学生の平均睡眠時間は8時間から10時間がベストとされている医学的見地からしても、早朝の5時起きを強いられる生活は、子供たちの体力を奪ったり、朝飯をしっかり食べていない生徒もいることを考えれば、決して望ましい運動環境とはいえないのだそうである。
しかも、朝練はせいぜいやって30分程度。
これでは、ほとんど成果は出ないといってもいいそうで、事実、長野県の中学生のスポーツ大会成績は、周辺の県の中学生の成績と比べても最下位に位置しているという。
子供の身体の筋肉や骨を丈夫にするためには、運動で鍛える時間よりも、身体を休める時間の方が大事だというのが、現在のスポーツ科学の見解で、朝練が盛んな長野県の子供たちの身体には、知らず知らずの間に疲労が蓄積されているのではないかと、いう専門家も多い。
しかしながら、そういう朝練をやっている当の生徒たちに意見を訊くと、
「朝練は楽しい。朝練がある日は、早起きも辛く感じない」
との答えが返ってくるそうで、部活の顧問の教師も、
「朝練をしている生徒の顔は、本当に活き活きしている。それに、指導教師としても朝練の時が、もっとも子供たちの体調や気持ちを観察できる時間でもあるので、社会の流れとはいえ、今すぐに朝練をやめるということには、積極的に賛成は出来ない」
との考えを語ったという。
「朝練は、長野県教育の文化である」
と、話す教育関係者もいるそうで、これからも朝練に対する賛否は、長野県の教育現場に大きな波紋を広げそうだ。
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色々おしゃべり 58
2013年05月10日

今日は、暖かくて・・・いや、暑いくらいで、五月になったなァ・・・と、実感できる陽気だった。
心地よい南風が吹いて、洗濯物もよく乾いた。
初夏に近付くと、何となく文学的気分に浸り始めるという癖が昔からあるのだが、ちょっとそれっぽいモードになり始めた。
かといって、今のところは特段、何か新しいものに挑戦しようという意欲があるわけではない。
でも、色々創作イメージを膨らませてみるには、良い季節になったといえる。
ところで、
「浮腫みがひどい人は、塩分摂取量が多いのかも・・・。お醤油を三杯酢に替えるだけでも、塩分が減って浮腫みが軽くなる」
と、近所の主婦が話していた。
その主婦は、これまでひどい浮腫みで身体が重くて辛かったそうだが、味噌汁は吸わない、漬物は食べない、醤油は使わない、トマトジュース(塩分が多いもの)を飲まないというような生活を数カ月間続けたことで、腎臓の機能が回復。
今では、顔まで小さくなったという。
確かに、脚も細くなったように見える。
塩分の強い食材はおいしいが、塩分量を減らすことで、ここまではっきりとした効果が表われるのを見ると、やはり塩分過多の料理は怖いと思う。
出来れば、塩分量を減らすことに加えて、運動も大事だという。
適度に身体を動かすことでも、腎機能は良くなるそうだ。
むろん、もともと腎臓が弱い人は、過度な運動は避けた方がいいが、軽いウォーキング程度ならば構わないようだ。
で、男性が引く女性の食事のマナーで、料理の「物撮り」について書いたが、
「これって、わたしのこと?」
と、心当たりのある女性もいるようである。
軽い気持ちで、誰でもやっていることだからと、ついシャッターボタンを押してしまう「物撮り」だが、単にマナー違反というだけでは済まないこともある。
飲食店で撮影した料理を不特定多数の人が見るような形で紹介するとなれば、なおのこと飲食店側への配慮も必要だ。
個人的な思い出としてや、後学のためにノートに貼って整理研究する目的で「物撮り」するならばいざ知らず、ある種のグルメリポート記事として使うのならば、やはり、そこはしっかりと飲食店側の承諾を得るべきであろう。
もしも、突然アポなしであなたの家へやって来た見ず知らずの人が、承諾もなく家の中をカメラで写し始めたら、あなたはそれを黙って見ているだろうか?
たとえ店舗といえども、やはり経営者にとってそこは我が家も同然なのである。
「写真を撮ってもいいですか?」の一言は、かけて当然なのではないだろうか。
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文章の書き出し
2013年05月09日

「ちょっとした原稿を頼まれた時など、一番頭を悩ますのは文章の書き出しだよね。どんなことから書き始めればいいのかなァ」
地域の広報に載せる原稿用紙2枚ほどのエッセイを頼まれたのだが、何から書き始めたらいいのか悩んでいるという知り合い女性の話を聞いた。
確かに、読者がそのエッセイを読みたいと思うか否かは、書き出しで決まるといっても過言ではない。
子供時代の作文や読後感想文ならば、日記のように時系列を追って書いて行くという手もあるが、大人の文章がそれではあまりに芸がなさすぎると、彼女はいうのである。
手っ取り早いのは、自分が何について書きたいのか(読者に伝えたいのか)が決まったら、この記事の書き出しのように対話形式等を用いるなどして、書きたいことの一番の問題点を表わしてしまうという方法だ。
文章は普通、起承転結(起・思いを起こし、承・それを受け、転・一変し、結・全体をまとめる)を軸に組み立てると判りやすいとはいわれるが、必ずしもそれに捉われる必要はないと思う。
しかし、少しでもその筆法に従うのならば、まず、筆者が何について述べたいのかを読者に認知させるうえでも、最初にドンと核心について書いてしまうというのもよいのではないかと思われる。
つまり、まずは、どんな文章形態であれ、「わたしは、〇〇についてこれから書きます」と、先に宣言してしまうのである。
そして、次に何故、そのことについて書きたいのか----の理由をあげる。時には、こんなこともありました----のような事例などを幾つか持ってくるのもいいだろう。
その後、「しかし、中にはこんな反対意見も・・・」のように、失敗した経験や自分の考え方の欠点などを書き、最後に、これまで書いたことを総括しての結論に落し込めば一応の文体は完結する。
大事なのは、最初の書き出しと最後の締めが同様の内容についての文章になることである。
文章をただ野放しにどんどん書きたいように書いて行くと、いつしか初めの論点がぼやけて、結局筆者は何を言いたかったのか読者に見えなくなることがある。
日記や自由文ならばそれでも構わないだろうが、一応人さまに読んで頂くものとなれば、そこまで無責任なことは書けない。
しかも、文章の書き方は、文が短ければ短いほど難しいともいえる。
とにかく、最初に自分がもっとも伝えたいことを書き、最後まで書きたい内容の核心をブレさせないこと----それが肝心なのではないだろうか。
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色々おしゃべり 57
2013年05月09日

ここのところ、連日頑張って散歩を続けていたので、今日は何となく疲れてしまい、外出は断念。
お天気も最高によかったのだが、家の中で原稿チェックなどして過ごした。
ところで、大好きな彼女と外食をした時、その食事の仕方に幻滅し、一気に気持ちが冷めてしまったという男性もいるのではないだろうか。
あるアンケート調査で20代の男性に、彼女の食事の仕方で思わず、「これはないだろう・・・」と、言いたくなったのはどんな時?の質問を出したら、次のような回答があったという。
1 レストランなどで外食すると、決まって彼女が携帯を取り出してメニューを撮影する。意味が判らない。
2 箸をきちんと持てていない。口の中に食べ物を入れながらおしゃべりする。育ちが悪いのかな・・・と、思ってしまう。
3 テーブルの下で、脚を広げたり、靴を脱いだりしている。浮腫み対策かもしれないが、デートの時ぐらいは遠慮して欲しい。
4 遠慮もせずに、酒や料理をドンドン注文する。高級店へ入ったにもかかわらず、ワインをがぶ飲みされて、大ピンチ。食事代を支払うこちらの身にもなって欲しい。
5 最初から、食事代は男が出すものと思い込んでいるような女性には、幻滅する。
6 食事中でもメールをしたり、ツイッターでつぶやく。デートの時は、自分との会話を楽しんで欲しい。
どれも、なるほど----と、納得するようなことばかり。
1や6のように、携帯やスマホを手放さない女性は多いもの。
「物撮り(ブツとり)」と称して、料理の写真を撮影するのは、やはり女性に多いらしい。ある意味、脅迫観念に近い状態になっていて、写真を撮らないうちは食べられないとさえいう人も。
ロマンティックな雰囲気を大事にする男性からすれば、「何て、デリカシーのない女」ということになるだろう。
2の箸の使い方が間違っていたり、口にものを入れたまましゃべるというのは、やはり男性から見ると育ちを疑いたくなるもの。
食事の仕方は生理的な好き嫌いとも関係して来るので、男性は特に気にするものなのだと思う。
3のテーブル下の女性の本性に関しては、女性の方がよほど男性に気持ちを許している証拠だと思うのだが、男性からすると内心軽く見られているような不快感を覚えるのだろう。
こういう女性は、通勤電車の中で化粧をしたり着替えをしても平気な神経の持ち主なのではないかと推察する。なりふり構わぬ逞しさは認めるにしても、人前には出したくない部類の女性ということになるのだろう。
4に関しては、たくさん食べたり飲んだりする女性の方が天真らんまんそうに見えて男性受けがいい----と、思い込んでいる節のある勘違い女ということだろう。「いっぱい食べるきみが好き」というようなテレビCMがあったが、これを真に受けているのでは?
5は、これまでもよく言われる幻滅女性の定番。男性におごるつもりがあっても、女性にも「わたしの分はわたしが・・・」ぐらいの思いやりをもって欲しいということなのである。
アンケート結果からの考察にもあったが、女性が考えているほど男性は無頓着ではないということ。
無頓着になるのは結婚後とか長年付き合った時分の話で、付き合って間もない頃はむしろ女性よりも男性の方が、感性鋭く相手を観察しているといってもいいようだ。
早い話が、親しき仲にも礼儀あり----と、いうことに尽きるのではないだろうか。
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言いたいことの伝え方
2013年05月08日

自分が本当に言いたいことを他人が理解しやすいように伝えることは、実はとても難しいことである。
ブログを書いていても、自分の気持ちや考え方はドンドン羅列出来たとしても、その時の状況や経緯が具体的に書き表わされているかといえば、大半は否である。
だから、いったい筆者は何を言わんとしているかが読み手にはほとんど伝わらない。
思いばかりが先走ってしまい、状況描写や相手のリアクションなどがおろそかになっているからである。
これと同じようなことは、他人と会話をする場合にもいえる。
多くの人たちは、感情が先走ってしまい、言葉がついて行かないのだ。

殊に、相手を非難するような時は、そうした傾向が大きくなる。
ある女性は、相手に苦情を訴えたかったのだが、相手の方が弁が立ち、声も大きく威圧的だったがために、自分の言いたいことを半分も訴えられないまま、引き下がるしかなかったという。
こうした場合の鉄則としては、相手の非を理詰めでつぶして行くことが大事なのだが、相手から反撃されたらどうしようという緊張感やプレッシャーに襲われると、興奮状態が過剰となり、自分が何を話しているのかさえも判らなくなってしまうものなのである。
そういう時は、自分の中で「これだけは、槍が降っても言っておかねばならない」と、いう項目を順序立てて整理しておくといいだろう。
そして、相手の返答は一切無視すること。
相手は、自分が批判されていると思えば、居丈高になって噛みついて来る。
言い訳も、お手のものとばかりに反撃するだろう。
しかし、そんな抗弁を聞く必要はない。
とにかく、最後まで、まず自分が言いたいことだけを言いのけてしまうことが肝要である。
そのあとで、ゆっくりと相手の言い分を聞けばいいのである。
そして、さらに余裕があれば、相手の言葉の不備を一つ一つ反論でつぶして行く。
それが出来ない時は、ただ一言、
「問答無用!!」

と、一喝する。
肝心なのは、自分がぜひ言いたいこと、絶対に言わねばならないことを、しっかりと頭の中で組み立てておくことである。
そして、何より決して相手のペースで会話を運ばせないことである。
そのためにも、相手にこちらの言い分を伝える時は、出来れば会う場所の選択にも気を配った方がいい。
自分のテリトリーでも、相手のテリトリーでもない場所を選ぶこと。
自分のテリトリーでは、自分を知っている人も多いので人の目が気になり、遠慮気味な言い方になり兼ねない。
ましてや、相手のテリトリーでは、相手に味方する者が出て来るやもしれず、自分の方が立場上不利になる。
誰にも遠慮することがなく、万が一口論となって醜態をさらしても自身が恥をかくことのない場所----そんな所へ相手を呼び出してから、言いたいことを言うのがベストなのである。
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色々おしゃべり 56
2013年05月08日

ご近所から採りたてのコゴミを頂いた。
さっそく茹でて、ミソマヨ(マヨネーズ、砂糖、レモン汁、味噌を混ぜたもの)をつけて食べた。
うまい!!

春の山菜の味には、ようやく長い夜が明けたような嬉しさがある。
こんな気持ちは、雪深い山国に住んでいなければ判らないだろう。
春になって、重ね着を一枚脱いだだけでも気分が明るくなるという感覚は、格別なものなのである。
で、今日の散歩は、少しばかりいつものルートを変更して、高台から景色を眺めてみた。
辺りには、白いリンゴの花が可憐に咲き、のどかそのものといった暖かさ。
下校途中の黄色い帽子をかぶった小学一年生の女の子が、ニコニコしながら小さな手をふって挨拶してくれた。
「気をつけて帰ってね」

声をかけると、
「はい!」

と、元気よく答えて走り去った。
花桃の花も咲き乱れ、たぶん今が一年で最も華やかな季節ではないかと思う。
願わくば、朝晩の気温がもう少しあがってくれるとありがたいのだが・・・。
今朝は、寒の戻りで、県内の高冷地では氷点下を記録した場所もあったとか。
寒暖差が激しいので、体調管理には気を付けたい。
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色々おしゃべり 55
2013年05月07日

今日は、特別なニュースもなく、ただ寒い日だった。
五月に入ってこれほど気温が低いのは、あまり記憶がない。
何だか鯉のぼりも肩身が狭そうに泳いでいる。
ところで、例の迷惑おばさんは、自分が周囲から避けられていることに何となく気付いているようだ。
だから、ますます意地になって嫌がらせを加速させている。
外湯の足ふみ板の上に洗面器を何個も並べて、他の入浴者の浴室への出入りを妨げたり、脱衣所の床を濡らした入浴者を、本人や他の入浴者たちのいる前で、わざと、
「あ~~、こんなにベチャベチャにして、気持ち悪い!!」
大声を出しながらなじり、これ見よがしに雑巾で拭いていた。
さすがに目に余るということで、そういう態度を注意した人もいたが、今度はその人に嫌がらせの矛先を向けて、その人が浴場に一人になる時を見計らい、外湯の外扉や脱衣所へ入る戸をすべて開け放して、帰って行ってしまった。
そうなると、表通りから女湯の中が丸見えで、入浴者は脱衣所へも上がって来れなくなる。
意地が悪いというのを通り越して、もはや犯罪である。
とにかく、このままでは危険極まりない。
と、いうことで、今日、他にも幾つかある問題点とともに、これらの事情を責任者に通報した。
役員会の議題として対処方法を検討してもらうことになった。
ここまで発展する前に反省してもらいたかったが、これもまた彼女自身がまいた種である。

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色々おしゃべり 54
2013年05月06日

女の嫉妬は怖いというか、どうして、そんなことで嫉妬するの?----と、言いたくなるような場面に出くわした。
ここに登場する女性たちは、いい歳をした大人である。
会話だけを聞いていれば、「中学生?」とでも思ってしまいそうな内容なのだが・・・。
女性A 「ねえ、この間、あんたCさん(女性)の家で、お茶飲んだんだって?」
女性B 「うん、あたしも暇だから、時々寄せてもらっている」
女性A 「そんなこと、今まで一言も言わなかったじゃない」
女性B 「別にお茶飲みに行くくらい、大したことじゃないからね。それに、Cさんちへお茶飲み行っているのはもう何年も前からだから----」
女性A 「二人でお茶飲んで、何か面白いことでもあるわけかい?」
女性B 「面白いってわけじゃないけれど、ただの世間話だよ」
女性A 「Cさんも、あんたとお茶飲みしていること、あたしに何にも話してくれなかったからさ」
女性B 「みんな、それぞれの生活があるから、普通は自分のことを何もかも話すことなんてないよ」
女性A 「・・・・」
この後、女性Aは、途端に不機嫌になり、明らかに女性Bと、女性Cが自分の知らない所で親しくお茶飲みをしていたことに激しく気分を害しているのが傍目にも判った。
女性Aは、女性Cが、自分としか付き合うことがないと思い込んでいたようで、自分の知らない所で女性Bと親しくお茶会をしていたことが相当にショックだったと見える。
いくら家同士がご近所だからといって、四六時中相手の行動を監視することなど出来やしない。
しかも、お互いにはそれぞれの生活の歴史があり、家族構成も違うのだから、女性Cが女性Aの関知しない交友関係を持っていたって、何ら不思議なことはないはずなのだが、自分の経験則の範囲でしか物事を考えられない女性Aには、女性Cの行動が想像すら出来なかったのだと思う。
「Cの奴、あたしがあんなに親切に付き合ってやっているのに、Bなんかとお茶飲んでいたなんて、ふざけるな!」
女性Aの気持ちを文字にすると、こんなところであろう。
とはいえ、女性Aに女性Cを面と向かって怒鳴りつける勇気などない。もしも、女性Cが女性Aを本気で遠ざけるようにでもなれば、自分は一人ぼっちになってしまうからだ。
女性Aは、女性Cに言うだろう。
「Bさんとお茶飲む時は、あたしも呼んでくれない?」
これに対して女性Cは、当然思う。
「Bさんは、そんなこと望まないだろう。Bさんにそんなことを言えば、もううちへ寄ってくれることもなくなるかもしれない」
何故なら、女性Aと女性Bの性格は正に水と油。嫉妬深くて底意地の悪い女性Aと、正義感の塊のような女性Bでは、気心が知れ合うはずもないのだ。
実際のところ、誰が誰れとお茶を飲もうが買い物に行こうが、傍が気に病む必要もないことなのに、女性Aの独占欲は尋常ではない。
何故なら、そのことを女性Bに確かめるために、二時間以上も女性Bが来ると思われる場所で網を張っていたのだから。
女の嫉妬----げに恐るべし・・・である。
因みに、女性Aと女性Cが誰であるかは、このブログをお読みの方には既に言わずもがなであろう。
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信州のGW山岳事故多発
2013年05月06日

大型連休中、北アルプスや中央アルプスで山岳遭難が相次いだ長野県で6日、登山者3人の死亡が新たに確認された。連休中の同県内での死者は計9人となった。
5日午後4時半頃、長野県駒ヶ根市の中央アルプス・空木岳(うつぎだけ)(2864メートル)で、下山途中の東京都板橋区成増、会社員加藤征(まさる)さん(71)が尾根から滑落。6日朝から救助活動が行われ、県消防防災ヘリが加藤さんを収容したものの、その場で死亡が確認された。
同県大町市の北アルプス・鹿島槍ヶ岳(2889メートル)の山頂付近では5日朝、登山者から「雪の斜面で体が半分埋もれた遭難者がいる」と110番があり、6日朝に県警ヘリが男性登山者の遺体を収容した。大町署は、4月28日から入山して行方不明になっていた埼玉県和光市新倉、団体職員清水繁さん(62)と確認した。
また、大町市の北アルプス・白馬岳(しろうまだけ)(2932メートル)の大雪渓で先月27日に発生した雪崩事故の現場では6日、行方不明になっていた山口市の男性2人のうちの1人とみられる遺体が見つかった。県警ヘリが遺体を収容し、大町署が身元を調べている。
また、同県内で5日午後に発生した2件の滑落死亡事故で、亡くなった登山者の身元が判明した。大町署によると、同県大町市の北アルプス・爺ヶ岳(じいがたけ)(2670メートル)で亡くなったのは、千葉県市原市潤井戸(うるいど)、国立大学職員飛鋪真(ひしきまこと)さん(55)。木曽署によると、同県上松町の中央アルプス・宝剣岳(ほうけんだけ)(2931メートル)で死亡したのは、横浜市泉区中田南、会社員中谷正明さん(58)。(YAHOO!ニュース)
今年のゴールデンウイークは、本当に山岳事故が多かった。
登山中の滑落事故が多発したようだが、例年にない寒さも原因になっていたのかもしれない。
最近は、登山=山男の冒険という意識が薄れ、山ガールという流行語も出来たことで、標高3000メートル級を踏破する本格的な登山に挑戦する人たちの層が格段に広がった。
しかも、定年後の趣味に登山を選ぶ元気な中高年が増え、山岳遭難救助隊員をモデルとした漫画なども影響して、山が今までよりもかなり身近な存在になっているのは事実である。
さらに、一人で山に入る単独行も急増しているようで、装備の不備や登山知識の少なさから事故に遭う確率も格段に高まっているという。
携帯電話が何処へでもつながるとの過剰な安心感も、登山者の気持ちの緩みを生む一因だとか・・・。
いつでも困ったら電話一本で警察が24時間いつでも救助に来てくれるはず----とのコンビニ感覚登山者も多いのだろう。
わたしは、北アルプスに登った経験は少ないが、それでも登山は小、中、高校の必須イベントであったから、地元の山々には何度か登っている。
そのうち二度ほど、夏山登山だったにもかかわらず、急激な天候の悪化で遭難しかかり、登頂を断念したことがあった。
山では登る勇気よりも引き返す勇気の方が貴重といわれる所以がここにある。
これから本格的な夏山シーズンとなるが、登山者には決して無理な行動をとって欲しくない。
山は絶対に何処へも行かない。
登山者が諦めない限り、再チャレンジは必ず出来るのだから。
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色々おしゃべり 53
2013年05月05日

せかせかと速足で歩く男性は、攻撃的な性格だという。
相手にも同じ速度で歩くことを要求したり、足の遅い女性を、
「何やっているんだ!モタモタするな」
と、怒鳴りつけたりするのも、こういうタイプの男性だという。
妻と一緒に買い物などをしている時も、こういうせかせか歩きをする男性は、我がままで自己中心的な性格でもあるようだ。
このように男性の性格は、歩き方に表れやすい。
初めてデートをする時など、女性は相手の男性の歩く速度にも気を配ってみることである。
しかし、この反対に、常に女性の後ろからついて行こうとするようなもったいぶった歩き方をする男性もいる。
それは、女性の行動や性格、付き合う意味でのメリットを後ろから観察しようとする姿勢の表れでもあり、別に女性に歩調を合わせているわけではない。
こういうもったいつけたような歩き方をする男性は、計算高く、上昇思考、自分の方が相手よりも上だと思っている上から目線の人なのである。
一見、包容力があってもの判りよさそうに思えて、実は存外束縛主義で内向的。
保身に走りやすいのも、こういう歩き方の男性だという。
では、女性に歩調を合わせて歩く男性は、どういう性格かというと、穏和で気配りが出来る敵の少ないタイプ。
でも、時に優柔不断な面もあり、出世には無頓着。
女性によっては物足りなさを感じるかも・・・。
もしも、あなたの彼や夫が、あなたをどう思っているのかを知りたいならば、その歩き方にも気を付けてみるといい。
男性のもう一つの内面がのぞけるのではないだろうか。

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湯けむりドクター7
2013年05月05日

昨日、山ノ内町が舞台のサスペンスドラマ『湯けむりドクター華岡万里子の温泉事件簿7』が放送された。
今回の事件は、ご存知、信州奥信濃村の奥信濃峡谷で、東京の有名フードプロデューサー・霞沢精二(川野太郎)の遺体が発見されるところから始まった。
霞沢は、果物の高級ブランド化を企画するという仕事も手掛けていることから、奥信濃村の有機栽培リンゴ農園を営む野中武次郎(平泉成)に白羽の矢を立て、リンゴのブランド化を持ちかけていた。
霞沢の遺体を検死した奥信濃村の診療所長で外科医の華岡万里子は、死因を峡谷に充満する硫化水素ではなく、窒息による他殺と判断。
医学知識を武器に、事件の解明に動き出す----というストーリー。
いつものように診療所の看護師・青田富士子役を三林京子、県警刑事の犬丸剛役には、渡辺哲と、レギュラー陣も健在。
野中武次郎のライバル農家のお嫁さん・金村美里役に、かつてのアイドル女優・鳥居かほりが扮していたのが、印象的だった。
ロケは昨年の秋に行なわれていたようで、真っ赤に色づいたリンゴが鈴なりのリンゴ農園の美しさは格別だった。
このドラマのいいところは、北信濃の美しい里山の風景が画面いっぱいに堪能できるということ。
わたしたちが毎日見ている高社山が、自然豊かな村の情景に神々しいインパクトを与えていて、何処か現実から逃避したような趣を醸している。
殺人事件がベースの推理物ではあるが、こんな人情温かな村が本当にあったらいいなァ・・・と、思わせる楽しい作品だ。
これからも、どんどんシリーズを重ねてもらいたいものである。

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